1月30日の早朝に私のHPの主人公にもなっていた猫の「しろ」君が亡くなった。
3月がくれば、19歳になるはずだったが、暖かい春を迎えられなっかった。
昨日四十九日を迎えてペット霊園に納骨をした。
生きている間は、猫の夢など見たこともなかったが、先日初めて猫の夢を見た。
しかも、台詞を喋ったのだ。人間だって夢の中ではなかなか喋らないものだが・・。
「プリン!」と大きな声で喋ったと、配偶者に言うと、直ぐ近所の店にプリンを買いに走って、霊前にお供えした。
そういえば、頑固に決まった物以外食べなかったのに、亡くなる2~3週間前頃からほんの少しだけなのだが何でも食べていた。
プリンと聞いても、夫婦共々違和感を感じなかった。
猫には吾輩がよく似合うなどと勝手に決めて、始めたHPも主人公の死亡で一応幕を下ろし更新はしないまま、アンタッチャブルならぬ「ニャンタッチャブル」と銘打って記銘塔として残すことにした。
猫以外のカテゴリーのうち、一部はブログにリンクさせて気が向いたら更新したりして使ってみようと思う。
何にでも興味を示す猫で、そういう猫にこっちが興味をもったのが、事の始まりだった。
昨年末から喋る猫を主人公にした物語を書き始めていたが、猫の死亡でちょっと動揺して中断していた。
ボチボチ再開しょうと思って机の前に座ると、猫や自分自身の環境の劇変の前に、フィクションにしろ指先が思案にくれる。
取りかかったのだから、何とか形だけは整えねばと思う。
3月の彼岸、花梨の古い枝先にも若葉が芽を吹きはじめた。
「しろ」君が一番好きだった春が今年もやってきた。
当ブログは「猫ロビー」から「カンチャン狂騒曲」とタイトル変更して再開する。