カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

5月の庭(2)

2015-05-04 08:27:11 | 日記
 5月の庭は木々の新緑か濃くなり、実の成るものは花を咲かし始める。

 

 葉に独特の線が入るモミジ「青鴫立」は、まさしく今が見頃の時期をむかえている。

 柔らかいさやさやとした、葉に薄い模様は独特で緑の季節がモミジの季節と言わんばかりである。

 

 鳥が運んできて勝手に庭に芽吹いてもう何年になるのだろう。ピラカンサは毎年沢山の白い花をつけ沢山の赤い実を成らす。

 毎年の初冬には鳥がやって来て、きっちり収穫して帰っていく。独特の匂いのする花で、あまり私好みの香ではない。

 

 去年は数個だけ実をつけた「姫柚子」も今年はびっくりするくらい沢山の花をつけたが、こちらは柑橘系のいい香りがする。

 まだ実が何個か残ったままのキンカンもやがて花を咲かせる。

 昨日法事のため帰郷していた親族の一人が、我が家に泊まったついでに去年送ったサボテンはその後どうなった?と一番触れられたく部分を、今朝になって突然思い出して尋ねてきた。

 簡易温室を作って温度管理をして、他のサボテンは皆元気にしているのだが、一番大きな鉢のやつは入りきらずに比較的日当たりの良い軒先に置いていたのだが、突然の寒気団の来襲に朝起きて見たときはぐんにゃりしていたのだ。

 寒さにやられてしまった。と、ぼそりと答えたものの、送り主に頂き物が駄目になったことを報告するのは本当に心苦しいものではある。

 もっとも、先方はこちらの好みも管理能力も知ってか知らずか、一方的にある日突然送ってくるので迷惑と言えば迷惑な話ではあるのだが、まさか迷惑なのでもう送ってくれるなとも言えない。

 どうも先方は、自分の年齢などを考慮し鉢物などの断捨離にかかっているらしい。

 かくて我が家の庭は、鳥が運んで発芽した樹木と頂き物の草花が勝手に咲き誇り、勝手に枯れていく無法地帯になりつつあるのである。

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コメント
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