もう走れなくなった
それどころか歩くことすら怖くなった
昨日まであった未来が存在しない
そこにあるのは生きる苦しさだけ
僕は終わったことを確信した
若さが重荷に変わった
世界からはぐれ、たった一人になってしまった
陽射しはまた少し弱まった
暗闇の訪れも早まるばかり
木の葉が緩やかにぽたぽた滴ってゆく
降り積もる年月のなかで僕は運命論者となり
人には事情がという口癖が治らなくなった
それどころか歩くことすら怖くなった
昨日まであった未来が存在しない
そこにあるのは生きる苦しさだけ
僕は終わったことを確信した
若さが重荷に変わった
世界からはぐれ、たった一人になってしまった
陽射しはまた少し弱まった
暗闇の訪れも早まるばかり
木の葉が緩やかにぽたぽた滴ってゆく
降り積もる年月のなかで僕は運命論者となり
人には事情がという口癖が治らなくなった