昨日、関西将棋会館で新人王戦第2局が行われ、藤井聡太七段が出口若武奨励会三段を105手で破り、新人王に輝きました。16歳2か月での優勝は森内九段の17歳0か月を上回る最年少記録となりました。
初戦とは違い、第2局は藤井七段の圧勝でした。負けた出口三段としては力が出し切れない悔しい敗戦ですが、出口君の力を発揮させなかった藤井君の圧倒的な力を称えるべきでしょう。「優勝という形で新人王戦を卒業できてうれしく思う」。そうですよね、16歳で最後の新人王戦というのも藤井七段の昇段ペースがいかに速いかを物語っています。
これで通算成績は94勝17敗。8割5分近い勝率ですが、これ将棋棋士の数字ではないです。7割で超一流の世界ですから。もし、以前から僕が願望として記しているように長い期間8割棋士でいるようなら、これは1000年に1人の天才です。これから対戦相手もさらに強くなり、大変難しいことではあるのですが、藤井聡太ならばと期待させるだけでも、大変な天才棋士が出現したと改めて思います。
数字で藤井君が注目されるキーワードは勝率と連勝そして最年少。初タイトル最年少記録は屋敷九段の18歳、最年少名人は谷川九段の21歳。どちらも大変な記録ですが、より難しいのは最年少名人だと思われます。実現する確率は五分五分としか言えませんが、谷川さんが4月生まれ、藤井君が7月生まれですから、谷川さんと同じペースで名人となれば、3か月更新できることになりますね。僕は谷川ファンですから、基本的には破られたくないのですが、藤井君は例外。ぜひ挑戦してほしいですね。
次に注目が集まるのは通算100勝。これも最年少での達成となりますが、勝率で中原永世名人の記録を破れるかが見所です。確か中原さんは100勝21敗なので、藤井君がこのままのペースでいけば、勝率でも新記録となりそうです。今後の藤井聡太からますます目が離せません。
初戦とは違い、第2局は藤井七段の圧勝でした。負けた出口三段としては力が出し切れない悔しい敗戦ですが、出口君の力を発揮させなかった藤井君の圧倒的な力を称えるべきでしょう。「優勝という形で新人王戦を卒業できてうれしく思う」。そうですよね、16歳で最後の新人王戦というのも藤井七段の昇段ペースがいかに速いかを物語っています。
これで通算成績は94勝17敗。8割5分近い勝率ですが、これ将棋棋士の数字ではないです。7割で超一流の世界ですから。もし、以前から僕が願望として記しているように長い期間8割棋士でいるようなら、これは1000年に1人の天才です。これから対戦相手もさらに強くなり、大変難しいことではあるのですが、藤井聡太ならばと期待させるだけでも、大変な天才棋士が出現したと改めて思います。
数字で藤井君が注目されるキーワードは勝率と連勝そして最年少。初タイトル最年少記録は屋敷九段の18歳、最年少名人は谷川九段の21歳。どちらも大変な記録ですが、より難しいのは最年少名人だと思われます。実現する確率は五分五分としか言えませんが、谷川さんが4月生まれ、藤井君が7月生まれですから、谷川さんと同じペースで名人となれば、3か月更新できることになりますね。僕は谷川ファンですから、基本的には破られたくないのですが、藤井君は例外。ぜひ挑戦してほしいですね。
次に注目が集まるのは通算100勝。これも最年少での達成となりますが、勝率で中原永世名人の記録を破れるかが見所です。確か中原さんは100勝21敗なので、藤井君がこのままのペースでいけば、勝率でも新記録となりそうです。今後の藤井聡太からますます目が離せません。