ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

北川景子、240秒の僥倖

2018-10-07 17:58:27 | 人物
最近はテレビをあまり見なくなりましたね。そんな中で、昨日放送されたTBSの「オールスター感謝祭」は良かったです。結構、この番組のミニマラソンが好きで、最近では土屋太鳳の力走が印象に残っています。阿部寛や有村架純の出演も楽しみでした。個人的には阿部さん主演の「下町ロケット」に期待してます。

しかし、昨日に関しては僕の中での番組の主役は北川景子でした。彼女が出演しているとは思っていませんでした。映画の宣伝で来ていたようです。昨日の彼女のクライマックスは4分間、瞬きせずに1人でノルマをクリアしてしまった場面です。有村さんなど4人の俳優が用意されていたのですが、まさかの北川さんひとりでの完走。「江夏の21球」ならぬ「北川の240秒」(笑)

ただ、それよりもアップで写された瞬きしない北川景子の美しさに圧倒されました。男性の実況は不必要でしたね。北川さんのアップで十分。それ以外、何もいらなかった。人間が人形になってしまった錯覚すら起こさせるほど彼女は微動だにしない。次第に潤み始める瞳が静止画ではないことを主張するだけ。4分が過ぎ、北川さんの目から涙がこぼれた時、僕はテレビで久しぶりにいいものを見たと思いました。

北川さんは何事に対しても全力で取り組む印象があります。たとえそれが番宣番組であろうとも。最初に彼女を注目したのは「筆談ホステス」というドラマだったかと思います。当時、北川さんの演技に対する評価は芳しくありませんでした。「筆談ホステス」も上手くはなかったかもしれないけれど、懸命に役を全うしようとする姿勢が伝わってきました。また、菅野美穂と同じ8月22日が誕生日ということを知り、これも何かの因縁かと思い、北川さんに注目してきました。

彼女の写真集「27」だったかブログだったかは忘れましたが「あえて向いていない役者の仕事をやってみようと思った」という意味合いの一文がありました。美人だし、文才もあり、クレバーな北川さんには他に向いている仕事はいくらでもあったと思います。おそらく彼女の中に、努力だけでどこまでいけるか試してみたい気持ちがあったのではないでしょうか。まあ、美人であることも女優の一つの資質なので、彼女に才能がないとは僕は思いませんが。それでも今日の北川景子を作ったのは、謙虚に努力を続けてきたことが根底にあるのは確かですね。

それにしても昨夜の北川景子は美しかった。






コメント
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