下校時間なのだろうか
多くの学生たちが流れていく
あのざわめき
あの眩しさ
時代が変わっても、普遍的なものもある
そして目にはつかないが
必ずいるはずなのだ
苦境の君たちが
いじめの被害を受けていたり
ヤングケアラーだったり
誰に話すこともできず
秘密を抱え、孤独になる
親に心配をかけたくない
それはそうかもしれない
だけど、最も大切なのは君自身だ
心の暗闇に小さな光を見いだしてくれ
苦境の君たちへ
これから強く美しくなる君たちへ
身長は伸びたかい?
空を見ているかい?
どこまでも高く澄みわたった空を