「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

宣伝部長の戦略

2014年09月17日 |   中1 
生徒たちによると、最近○ネッセや家庭教師の○ライといった教育業界からの勧誘電話が
うんざりするくらいきているらしい。
あんな事件があったばかりのに…。
いや、もしかしたら、あんな事件があって個人情報が流出した結果なのかもしれませんが。

当塾は電話やダイレクトメールを使った勧誘はいっさいしていません。
たまに新聞や情報誌に広告を入れる程度。
あとは塾生にチラシを配って「よかったら友達に渡して紹介してね。」というソフト路線です。

ちょうどテスト結果が出そろい、通知票が渡されるという時期なのでチラシを配ったところ
中1クラスでは「もっとください。」と率先して宣伝隊長をかってでてくれる生徒が。
なんとも頼もしい&ありがたい。

ただし、他の生徒たちは「誰に渡すつもり?」と心配していて
「アイツが来ると騒がしくなるから○○には渡すなよ。」などと牽制していました。
とうとう「じゃあ、誰に渡すか。」という議題で休憩時間に会議をしていた様子。

誰でもいいけど、授業中静かにしている生徒がいいなあ。
と希望を述べたら、クラスでいちばん点数が取れなかった生徒に
「オレよりバカでもいいですか?と質問されました。そんな、身も蓋もない…。

テストの点数が悪くても、真面目に授業を受ける生徒なら歓迎です

その生徒が「オレって意外と人を説得するのウマイんですよ~。」と自信満々で
話してくれましたが、他の生徒が
「オマエが行ってる塾って言ったら、みんな引くんじゃね?」とキツイひと言。
すると、「大丈夫。○○さん(←学年1位)がいる塾だって言うから。
な、なるほど。
そういうところはしっかり頭が回るんだなあ。
落ち着きがなくて勉強は苦手な生徒だけど、意外な才能があるかも…と思いました。

さて、これで少しでも入塾希望者が来てくれるといいな。