「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

エタノールの性質

2014年09月24日 |   誤・迷答!
週末に行われる中3クラスの三者面談の準備をするため
戻ってきた模擬テストの解答用紙を見ていたところ
うっかりミスの多さに辟易しました。

たとえば、国語の記述問題で内容が合っているにもかかわらず
「知と書くべきところを「知と書いて×。
数学で「216πと答えるべきところを「216」と答えて×。
英語ではriday」riday」と書いて×。
社会では兵令」兵令」と書いて×。
理科でも「葉体」「葉体」積岩」積岩」
「停前線」「停前線」と書いて×。
なんてのがゾロゾロいて、国語担当としては、あまりの誤字の多さに
漢字を正確に覚えさせる良い手だてがないものか考えさせられました。
みんな漢字の書き取り問題だと意識してちゃんと書くのに、別の場面だと気を抜きすぎ。
普段からわりとしつこく言っているのになあ。

あと、笑ってしまった誤答を1つ。理科の問題からです。↓↓↓
光合成の実験の手順の中で『温めたエタノールの中に葉を入れました。
このとき、エタノールを温めるのに試験管ごと湯に入れて温めたのはなぜですか。
エタノールの性質に触れながら簡潔に説明しなさい。
』という問いに
「人肌のぬくもりが必要なため」
と書いて盛大なバツをもらっていた生徒がいました。
それじゃあ単なる寂しがり屋みたい…。
正解は「引火しやすいから」です。
これは「燃えやすいから」と答えた生徒が多かったなあ。

正確に覚えさせるって、なかなか難しい…。