「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

羽黒山

2014年09月21日 | 今日の出来事 
今日は山形、羽黒山まで行ってきました。
というのは、今年は羽黒山午年御縁年というのと
羽黒山開山堂蜂子神社の初めての御開扉と聞いて。

出羽三山には、月山卯年御縁年のときから気になっていて
いつか行ってみたいと思っていたのでした。
ただし、登山するほど足に自信がなく…。
今日も2000段を優に越える石段はパスして、ふもとの五重塔を見たら車で山頂へ。
トップの写真はその五重塔です。これを見るのにとりあえず10分くらい石段を歩きました。

山頂に着くと、羽黒開山の祖を祀った蜂子神社の前に拝観者の長蛇の列ができていました。
思ったより待たされたけど、お祓いもしてもらえたし、貴重なものが見られたので良かったです。


こちらは蜂子神社に隣接する拝殿。
羽黒山・月山・湯殿山の各神社の神々を合わせて祀った三神合祭殿となっていて迫力満点でした。
屋根が茅葺きだったのもビックリ。

境内の敷地が広く、祭殿の他にも池や鐘や末社など、見所がたくさんありました。

こんなふうに階段に所狭しと履き物を奉じた末社もあったし、松尾芭蕉の像も建っていました。
また、時おり山伏姿のガイドさんが法螺貝を吹く音が響き渡って、なかなか他にはない雰囲気でした。
ただし、今日は秋の行楽日和とあって
体験学習の学童の団体やツアー客が大勢でごったがえしていましたが。

現世を表す羽黒山、死後を表す月山、来世を表す湯殿山。
出羽三山を参れば悩みや苦しみは蜂子皇子が吸い取ってくださると信じられてきたそうです。
ぜひ残りの2つにも参拝したいし、羽黒山の石段も、一度は登り切ってみたいです。

さて、昼食を食べた後、もう1カ所で五重塔を見てきました。


善寶寺の五重塔です。
こちらもまた広い敷地内にお堂がいくつもあり、地蔵尊や弥勒菩薩がいたり、見所満載でした。
建物の彫り物が凝っていて、ひとつひとつがとてもおもしろかったです。
五重塔の扉が開いていて、中の如来像を見ることができたのもよかったです。

今日訪ねた2カ所は、どちらも狛犬がいたし、どちらも鐘楼があって
神仏習合の影響が素人にもしっかりわかりました。
あと、どちらも石段がしんどかった。 明日(か明後日)筋肉痛かも。

そして旅の目的だった御朱印がコチラ。↓↓↓


羽黒山山頂でいただいたものは
どちらも特別の年にいただいたことがわかる印が押されているのが嬉しい。

行き帰りの距離がけっこうあり、日帰りは少し疲れましたが、清々しい気持ちになれた旅でした。