「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

嵐よ過ぎされ

2015年03月10日 | 今日のお仕事 
今日は県立高校入試2日目。
こんな日に限って天気が大荒れで、久しぶりに雪が降っています。

雪よりも風がすごくて、あさって修学旅行に出発する中2クラスの生徒たちが
「修学旅行が中止になったらどうしよう…。」と心配していました。
明日はまだヒドそうだけど、あさってなら大丈夫でしょう。
少なくとも中止ということはあるまい。
と言って安心させようとしたのですが、彼らは数ヶ月前
スキー遠足がインフルエンザ流行で中止という憂き目にあっているため、どうも疑心暗鬼。
ビュービューと音がするたびに、心配そうに窓に目を向けていました。

中3生たちは入試が終わって、やっと落ち着いたかと思ったら
「絶対落ちてる!!」と家でわめいている者もいるらしい(中2クラスの弟・談)。
まあ、長年の経験上、「落ちた!」と騒いでいる生徒は、たいがい合格しているんですよね…。

本当にキケンなのは「けっこうできた。」と言っている生徒。
今回も、今日になって「塾に提出した受験番号は間違っていました。」と電話してきた生徒がソレ。
受験番号すら正確に覚えられない記憶力の持ち主ということからも察していただけると思いますが
我々の間ではいちばん危ない生徒の筆頭で、電話をもらったついでに
おそるおそる初日の感想を聞いたら
「よくできたと思う。塾長が言ってたところが出たと思うし。
今までの模擬テストで(定期テストも)「よくできた」ことなんか1度もなかったのにー?
説得力がなさ過ぎだわよ。なんでそんなに自信があるのか不思議で仕方ないわ。
もちろん、この生徒にもぜひ合格してほしいので、その言葉を信じたいのはやまやまですが…。

やはり合格発表までは気持ちが落ち着かないなあ。