「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

2歳児か!

2012年09月20日 | 今日のお仕事 
中3クラスで授業をしていたら、突然
「センセー、机の中がベタベタする~。」と言われました。
テキストを入れようとしたら汚れた と、ご立腹の様子。

そういえば、昨日その席に座っていた生徒が
パックジュースを飲もうとして豪快にこぼしていたっけ…。
床は拭いておいたけど、机の中までは確認しなかったなあ。

休憩時間にテキストと机の中を拭きながら、いきさつを説明したら
「じゃあ、ソイツによだれかけしろって言っておいて。」と伝言を頼まれました。
「ソイツ」はアナタの学校の2年生なんですけどね。

秋のかぜ

2012年09月19日 | 今日のお仕事 
今日は朝から雨が降り気温もあがらず、だいぶ秋らしくなりました。
ただ、昨日までとの温度差がかなりあって、体調を崩す生徒もいそうです。

実は既に先週から小学生クラスでは風邪が流行中。
建物の中と外との温度差に体がついていかなかったのかな。

定期テストが一段落ついて、もうすぐ秋休み。
息抜きができる今の時期に、無理をせずに睡眠と栄養をしっかりとって
季節に順応してほしいな。

そういう私も、ここのところ頭痛に悩まされています。
肩凝りによるものか、眼精疲労によるものか、偏頭痛なのか
とりあえずバファリン飲んで様子を見よう…。

反抗期

2012年09月18日 |   中2 
ただ今、中2クラス(の特に男子)は反抗期シーズン突入中。

あるクラスでは、英語嫌いの集団が私を敵と見なしたようで
授業中あら探しをしてケチをつけてきて、分が悪くなると屁理屈を言う
という授業妨害をしてきます。
ひとりひとりはそんなに悪い子じゃないので、中心になっている生徒を
ちょっと持ち上げると調子に乗って勉強のほうに意識が向くのですが
毎回のことだし、いつも同じ手に乗ってくれるとは限らないため
そこまで持っていくのがタイヘン。

別のクラスでは、急に「テキストを開かない」という
スタンスになった生徒(これも男子)がいてメンドクサイ。
あんまりしつこく「テキスト出せ」というとへそを曲げるので
「次の問題キミに答えを聞くから用意しておいて~」とソフトに対応。
そうすると、私が黒板の方を向いている間にちゃちゃっとやって
テキストを閉じて何食わぬ顔をしているという…。
全部見えているんですけど、気づいてないフリ。
この生徒も1対1だと普通の生徒なんだけどなあ。

仲間からどう見られているかがいちばん大事なお年頃なんでしょうね。
それにしたって、ちょっと幼すぎやしないか?
いろいろ思うところはありますが
『北風と太陽』の北風になってしまわないように気をつけながら
彼らの成長を見守りたいと思います。


サボテンだらけ

2012年09月17日 | 今日の出来事 
これは今朝のウチのサボテン。↑

40日前がこれ。↓

この短期間でも成長しています。
サボテンだけはこの暑さを喜んでいるみたい。

ちなみに1年前がこれ。↓

こんなに早く大きくなるとは思わなかった。

ただでさえ窮屈そうなのに、このまま1年はもたないな…
ということで、汗だくになりながら植えかえをしました。


置く場所を分散しようと思い、今年はたくさんの鉢に分けました。
でもちょっと多すぎ。
今、南側にある窓には必ずサボテンの鉢がある状態です。
最初はたった1鉢1本だったのになあ。こんなに増えるとは。

うまく定着したら、もらってくれるところを探そう。

ワイン祭り

2012年09月16日 | 今日の出来事 
今日はアグリコア越後ワイナリーの「ぶどう収穫祭とワイン祭り」に行ってきました。

開始時間ちょうどくらいに会場に着いたのですが
すでにたくさんの人・人・人。駐車場からあふれる車・車・車…。

暑い中、まずは1房無料のぶどうもぎ穫り券を求めて長蛇の列に並びました。

これがその券と案内の紙。

早速ぶどう畑でもぎ穫り体験。
トップの写真がもぎ穫る前のぶどう畑の様子です。すごく広かった!
ぶどうは藤稔という品種で、巨峰のようでいて巨峰より甘くて種のない
食べやすくて美味しいぶどうでした。


会場ではワインをはじめ、いろいろなものが販売されていましたが
暑さに負けて、とりあえずジェラート。

フレーバーはマンゴーとピスタチオのダブル。
物珍しさから選んだピスタチオ。意外といけました。

しっかりワインの試飲もして好みの品の目星を付けたあと
お昼は会場近くのお蕎麦屋さんへ。

私が頼んだ「田舎そば」はしっかり歯ごたえのある麺で
つるつるっというより、もぐもぐしながら蕎麦だなあと感じるようなお蕎麦でした。
ふわふわで出汁のきいた玉子焼きがすごく美味しかったです。

地元の友達と3人で出かけたのですが、同じく地元の友達の赤ちゃんに会いに行ったり
別のお店に寄り道したり、途中道に迷ったり、ゆるい感じで楽しい1日でした。
ただし、国道の電光掲示板で見た「ただ今の気温 36℃」には閉口。
早く涼しくならないかなー。

もうすぐ前期終了

2012年09月15日 | 今日のお仕事 
今回の定期テストの結果が出そろってきました。
前回よりも得点up した生徒が多そうで、ホッとしています。
まあ、前回は平均点が酷すぎたので当然といえば当然なんですが。

あとは、このテスト結果をふまえて通知票の評価がどうでるか。
結局「内申点」として問題になるのは通知票の数字ですからね。
その点も踏まえて、終業式後に面談をする予定です。

特に、中1にとっては初めての5段階評価。
どんな反応をするか気になります。

今年もきたー

2012年09月14日 | 今日の出来事 
昨日の夜中、ベランダ側の窓を全開にしていたら
ガサガサと物音がして、鳥でも来たかなと思っていたのですが
朝見たところ特に異常はなし。

そのまま忘れて1日を過ごし、今ブログを書いていたら突然
バサバサ~と派手な音を立てて飛んできたのがコレです。

拡大図

けっこう大きいし、立派な足に鮮やかな緑色。

そういえば去年も今頃こんな感じの虫が来たな~。
…ブログに書いた気がする(記事はこれだ!)。

去年の虫(アオマツムシ)とは種類が違いそうですが、名前がワカラナイ。
とにかく元気がよくて捕獲するのに手間取りました。

虫はあんまり好きじゃないから、不法侵入はやめてほしいなあ。

作戦会議

2012年09月13日 | 今日のお仕事 
今日は、前期の授業がもうすぐ終わるということで
今までの反省と今後の方針について具体的に話し合いました。

去年に引き続き、経営状態がよいとはあまり言えない当塾。
普段ちょっと気になったことから改善の糸口になることがないか
丁寧に洗い出していきました。
意見を出し合う中で、「私もそう思ってたー!」ということや
「そこまで考えてなかった!」ということがけっこうあったし
いろいろ話していくうちに改めてみんなの結束が固くなったような気がします。

このメンバーでの体制が長いこともあり、なんとなく惰性で
毎日の業務をこなしている感じもしていたけど
(昨日のお芝居ではこれを「慣性の法則!」と言っていたっけ。
今日の話し合いで、ウチの塾がどこに向かっているのか
そのために私個人がやるべきこと、やれそうなことも見えてきた気がしました。

私自身もウチの塾も
柔らかいアタマと新しいことにチャレンジできる気力と体力が必要なんだよな。
と思い立ったけど、それってそのまま「若さ」じゃん。
確かに我々に欠けているものだ…。どう補うか、これも課題だなあ。

『すうねるところ』

2012年09月12日 | 今日の1作 
今日は金沢までお芝居を観に行ってきました。
木皿泉脚本の『すうねるところ』です。

大ざっぱにいうと、人間の子供が3人の吸血鬼に育てられるという話。
食べることも死ぬこともなく、時間に縛られることはないけれど
何も選べず死すら選べない吸血鬼と
食うか食われるかの厳しい世界で限られた時間を生きる人間。
マリオはどちらを選ぶのか…。

自称姉「アザミ」に薬師丸ひろ子さん、自称父「夏彦」に萩原聖人さん
自称アラフォー女子「こがね」に篠井英介さん
絶賛反抗期中の高校生「マリオ」に村井良大さん
というキャスト。

すごくおもしろかった
クスクス笑えるところがいっぱいあって、最後はちょっと考えさせられて。
4人とも、それぞれかっこよかったりかわいかったり。
特に吸血鬼3人は人間離れしてるって思いました。いろんな意味で。
実は村井さん目当てで観に行ったのですが
4人とも本当に魅力的で最初から最後まで目が離せませんでした。
それに、言葉の1つ1つも聞き漏らしたくない!という感じでした。

新潟でも20日に公演があるのですが、仕事で行けないため
たまたま休みだった今日、金沢でやると聞いて、思いきって行って良かった。
そして、新潟でも観たかった…。


ところで、今日の公演はお昼から。
早めに家を出発して午前中には金沢入りしたので
開演前に近くの神社に参拝し、御朱印をいただいてきました。

金沢神社←石浦神社←尾山神社
どちらも兼六園のすぐ近く、歩いて数分のところにあります。

尾山神社は、主祭神が加賀藩藩祖の前田利家公。
ステンドグラスが輝く神門は、神社っぽくないけど素敵。
庭には槍を持ち馬にまたがる利家公の象がありました。
石浦神社は金沢で最古の神社だそうです。
敷地内にある稲荷社には、座っていない狛犬(逆さ獅子というらしい)がいました。
金沢神社は主祭神が菅原道真ということで、牛の石像がありました。
もちろん塾生の全員合格を祈願してきましたよ。

ランチはこちら「あげは」でいただきました。

新鮮なお刺身、揚げたてのさつまあげ、ふわふわの海鮮まんじゅう
海鮮キムチの出汁茶漬け…どれもおいしかった!

そして観劇後は「不室屋カフェ」でいっぷく。

これは母が頼んだ不室屋パフェ。
豆乳アイス、生麩、ゆばおからのケーキが入っています。
「食べたことないパフェ!」と喜んでいました。

観劇目的だったのでホール周辺しか行けなかったけれど、大満足の金沢でした。

『僕らのごはんは明日で待ってる』

2012年09月11日 | 今日の1作 
今日は休日出勤分の代休でした。
天気も悪いし、お出かけは控えめにして読書。

今日読んだのは
瀬尾まいこ『僕らのごはんは明日で待ってる』

兄を亡くしたイエス(←あだ名)と、両親がいない小春の
高校・大学・社会人と時間を追って書かれた4つの話からなるラブストーリー。

生い立ちのせいか2人ともちょっと個性的。
理屈っぽい!と思うところがあったり、そんな短絡的な!と思うところがあったり。
でも2人とも浮ついたところがなくて微笑ましかったです。
「割れ鍋に綴じ蓋」じゃないけど、こんなピッタリな2人っていいなーと思いました。
もともとの相性もあるけど、いろいろなことがあったからこそ
お互いを思いやれるベストパートナーになれるんだろうな。

中盤以降、「ハッピーエンドじゃないの!?」とハラハラもしましたが
やはりそこは瀬尾さんの作品。
明るく優しいラストで、読後あたたかい気持ちになりました。

4つ目の話(エピソード)が本の題名になっていますが
最初の話(=高校での出会い)の題名が「米袋が明日を開く」。
そういう風につながっているのか、とちょっとニヤリとしました。