白雲去来

蜷川正大の日々是口実

のんびりした一日だった。

2009-03-13 09:25:04 | インポート

三月十一日(水)曇り。

 珍しく何の用事もない一日だった。正に忙中有閑。午後から事務所へ。忙しくて片づけをしていないので、事務所の中は本や資料で足の踏み場もない。辛うじて応接セットの周りだけが空間がある。突然の来客に供えるためだ。手伝いますか、という社友はいるのだが、何処に何をしまったか、分からなくなるので、結局は自分でやるしかない。

 夕方に自宅に戻り、子供のリクエストで「鳥すき」のために買い物。吉田橋商店街の鳥の専門店の「梅屋」へ。さすがに「名古屋コーチン」は高いので、「日向鳥」にした。これだって中々美味い。牛肉のすき焼きも良いが、鳥もまた一興である。

 休肝日にしようと思ったが、結局、「黒霧島」を少し飲んだ。テレビで、金賢姫と田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さんと長男、耕一郎との面会の様子を見た。二代続いた韓国の左翼政権から、現在の保守政権になったことで、この面会が実現したのだろう。拉致事件は当然、国家主権に関わる問題で、一歩も譲れないが、忘れてならないのは、そういった拉致の被害を知っていたにも関わらず、見逃していた警察関係者や政治家の存在である。

 「北朝鮮による拉致などありえない」と、豪語した政治家がいたのは、事実であり、拉致の実態を知っていたにも関わらず、政治問題化になることを恐れて、握りつぶしていた、警察関係者がいたのも事実である。政府は、そういった売国奴の名前を公表し、その罪を問うことも大事なことなのだ。同胞を売ったのだから、その罪、正に万死に値する。知らぬ顔をして、今も政治活動をしているかも知れないのだ。拉致問題の一日も早い解決を願う次第。

 十一時には、布団に入った。久し振りに、のんびりした一日だった。

コメント (2)
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