白雲去来

蜷川正大の日々是口実

いい講演だった。

2009-03-24 17:03:54 | インポート

三月二十三日(月)曇り。

 機関誌の発送を終えてひと段落である。今月は、後半、来月は前半に用事がつまっている。まず、今日は、夜の七時から、情報文化センターで田母神俊夫氏の講演会がある。明日二十四日は、午後一番で「WiLL」の花田編集長と関内駅で待ち合わせての打ち合わせ。夜は、恒例の「ヨンドン会」。

 二十五日は、やはり午後一番で、朝日新聞社のO記者と待ち合わせ。夜は、宝島社のI編集長と打ち合わせ。I氏とは久し振りなので、怒涛の酒にならないように気をつけなければ。

 二十六日は、東京で諸先輩との一献会がある。二十七日は、一日原稿書き。二十八日は、私が呼びかけ人の末席を汚している朝鮮の志士、金玉均先生の墓前祭が青山墓地にて行われるので出席。夜は、マスコミ関係者向けの講演会「フォーラム神保町・現代深層研究会」という会合にゲスト出演する。コーディネーターは、お世話になっている猪野健治先生や宮崎学、二木啓孝の両氏。会場のキャパは九十名で、申し込みはインターネットとのこと。二十九日は、家族で伊勢原にお墓参り。彼岸の中日に行けなかったので、和尚さんにお経を上げて頂く。夜は、堀善太郎君のお世話で、如月の望月の頃の夜桜会。

 四月は、二日に、坪内隆彦氏が上梓した「アジア英雄伝ー日本人なら知っておきたいに十五人の志士たち」(展転社刊)の出版記念会があるのだが、生憎、三日に、「北海道青年フォーラム」があり、山浦嘉久先生の講演の前座を務めるために、打ち合わせなどで、前日から札幌に入る。四日も、行事が重なってしまった。朝一番の飛行機で羽田に戻り、午後一時から行われる後輩の結婚披露宴に出席するのだが、同じ時間に、九段会館で「戦艦大和を旗艦とするー艦隊戦士慰霊塔再建基金」のチャリティーコンサートがある。恐縮だが、代理出席とさせて頂く。六日から一週間は、検査入院の予定。当然、禁酒が続くのでゆっくり読書と原稿書きに励むつもり。と、まあこんな具合に、体だけは忙しい。

 田母神氏の講演だが、さすがに月に二十五回も講演を行っているだけあって、とても聞きやすい。東京裁判史観や教育、戦後政治について一時間半。アット言う間だった。終了後は、友人達と直会。サリーの店で仕上げして、松本君に送って頂き帰宅。いい一日だった。

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「日本暗殺秘録」を見た。

2009-03-24 16:18:09 | インポート

三月二十二日(日)曇りのち雨。

 雨の日は、花粉が飛ばないせいか幾らか楽である。朝食後に事務所へ。今日は、機関誌の製本と発送作業を行う。三月だというのに、ようやく十月号である。購読者の皆さんには、正に平身低頭。

 午後に、社友会の松本佳展君とサエちゃんが来訪して、手伝って頂く。五時前に終了。少し早いが、伊勢佐木町裏の、炉端焼「花笠」にて夕食を兼ねて、一日遅い私の誕生会を催した。この「花笠」のオーナーの尼野保氏とは、もう三十年以上ものお付き合いである。以前は若葉町でご母堂と一緒にお店を開けていたが、今の場所に移ってから、すぐにご母堂が亡くなってしまった。この店では、開店前に勉強会を行ったり、忘年会など、随分と利用させて頂いた。

 炉端焼の店、と言ってもメインは生簀料理で、普段はイカやカワハギなどが泳いでいるのだが、三連休とあって、魚はお休み。本来の炉端焼で一杯やった。早目に自宅に戻り、木村三浩氏から借りた、東映映画「日本暗殺秘録」を見た。このビデオは、以前、山平重樹氏よりお借りしたことがあるが、編集用なので時間のクレジットが入っており、画像も少し荒かった。木村氏のものは、恐らく有線の「東映チャンネル」で放送した物のコピーで、画像は良かった。映画関係者がコピーしたのではないだろうか。

 この「日本暗殺秘録」は、「氷雪の門」と並んで、幻の映画とされている作品である。「暗殺秘録」は残念ながらDVD化されておらず、一部のマニアが、放送を見逃さずにコピーしている。「氷雪の門」は、世界日報社から八千円で発売されているので、Yahooで検索すれば、すぐに手に入れることが出来る。

 「日本暗殺秘録」は、昭和四十四年封切りの東映映画。 鈴木正の原作(原書房刊)を「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」の笠原和夫と「おんな刺客卍」の中島貞夫が共同で脚色し中島が監督した明治・大正・昭和の暗殺ドラマである。
ストーリー  ○桜田門外の変 万延元年三月三日、薩摩浪士有村次左衛門ら十八名が江戸城桜田門外に大老井伊直弼を襲い暗殺。○大久保暗殺事件 明治十一年五月十四日東京麹町にて、島田一郎他五名が参議内務卿大久保利通を暗殺。○大隈暗殺事件 明治二十二年十月十八日、外務省正門前にて、玄洋社社員来島恒喜が投弾、外務大臣大隈重信は右脚爆砕後切断、来島は自殺。○星亨暗殺事件 明治三十四年六月二十一日、東京市役所にて心形刀流師範伊庭想太郎が東京市会参事星亨を暗殺。○安田暗殺事件 大正十年九月二十八日大磯にて神州義団主幹朝日平吾が安田財閥当主安田善次郎を暗殺。○ギロチン社事件 大正十二年九月十日、テロリスト集団ギロチン社社員古田大次郎が摂政官暗殺を計画、資金獲得のため銀行員を殺し死刑。○血盟団事件 日蓮宗行者井上日召を中心として結集した一団の民間青年と大学生たちは、国政改革を叫んで一人一殺のテロを計画、革命を志して上京した小沼正は日召に従い、昭和七年二月九日本郷駒込小学校演説会場で井上準之助前蔵相を暗殺、同年三月五日三井銀行本店正面玄関で団琢磨三井合名理事長が菱沼五郎により暗殺された。○二・二六事件 昭和十一年二月二十六日早朝、一部青年将校を先頭に兵員民間人あわせて千四百八十三名が首相官邸をはじめとした重臣たちの私邸を襲撃した。が、数日を待たず鎮圧された。襲撃を受けて死んだ者九名。決死部隊死刑十七名、自決した者二名だった。 

Photo

「日本暗殺秘録」のポスター。※クリックすると大きくなります。

コメント (1)
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