白雲去来

蜷川正大の日々是口実

黄砂に吹かれて。

2009-03-18 10:01:50 | インポート

三月十七日(火)晴れ。

 良い天気だが風が強い。ニュースでは花粉に加えて支那大陸から黄砂も飛んでくるとのこと。そういえば工藤静香の歌に「黄砂に吹かれて」というものがあった。

 犬塚先輩の話では、その昔、テレビドラマの「夕日と拳銃」の主役だったのが工藤堅太郎。実在の馬賊、伊達順之助をモデルにした、檀一雄の同名の小説のテレビドラマだった。確か、私が中学の二年生の頃に見たと記憶しているので、昭和三十九年頃の放映だったとおもう。工藤氏は、このドラマで、アロンという馬賊の娘役をやった嘉手名清美と結婚するのだが、その夫婦の娘が工藤静香であると教えてくれた。これをアップするに当って、Yahooで工藤堅太郎、工藤静香のお二人を検索したが、犬塚先輩説に該当するものが見当たらなかった。「週刊新潮」のガセ記事以来、分からないことがあると、検証するクセがついた。

 工藤静香の話は、どうでも良いのだが、実は、私が民族派運動に入ることの下地は、その「夕日と拳銃」を見たことによる。テレビドラマが終了して、何か物足りなさがあり、図書館や書店で「馬賊」に関する本を読み漁った。結果、そういった本の中に出てくる登場人物に興味を持ち、また本を読んで調べて行く。こういった読書の連鎖で、人物への興味から、その人の思想に学ぶようになる。その思いを決定的にしたのは、昭和四十五年の三島・森田両烈士の自決事件である。この事件がなければ、きっと別の人生を歩んでいたに違いあるまい。

 夜は、関内駅にて、現在はフリーで活躍しているN・K氏と週刊誌の記者O氏と待ち合わせ。昼間は、お世話になっている方に「安記」でお粥をご馳走になったばかりなのに、また中華である。さすがに「安記」は遠慮して、「菜香新館」にした。(そういえば、つい最近も同じようなことがあった。その時は「中華飯店」だった)

 紹興酒に酔って、談論風発、喧々囂々、大言壮語、悲歌慷慨、杯盤狼藉の酒に狂う。(チョット大袈裟か)。二次会は、当然サリーの店へ。ここでは、三人とも、×△□+×○△□と言った状態で、もー飲めんなさい。で解散した。またまた大破・轟沈の夜を過ごした。ご馳走様でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする