白雲去来

蜷川正大の日々是口実

今、マスコミの真価が問われているのではないか。

2009-03-21 08:32:50 | インポート

三月二十日(金)雨のち晴れ。春分の日。

 朝方、激しい雨と風で目が覚めてしまった。我が陋屋は、風雨の強い日は、何処からか雨が吹き込んできて、雨漏りがする。一度、天井裏を覘いてみたが、素人には分からずじまいだった。

 昨夜から、知り合いのマスコミの人たちから電話を沢山頂く。何でも、例の米大使館に勤務していたという「佐山」が、新潮社と和解したらしい。とのこと。そりゃそうだろう。編集長の交代という大事な時に、次の体制にやっかいな問題を引きずりたくない。というのが本音だろう。

 そんなことは充分考えられるのに、佐山を放っぽりぱなしにしておいた、他のマスコミが甘すぎる。新潮社は今回の問題の真相が立証されたら、週刊新潮の廃刊もありうる。その重要な人物は、島村と佐山の二人であることは言うまでもない。恐らく、弁護士立会いで、金でも貰って、念書を取られたに違いあるまい。

 あくまでも噂の域を出ないが、島村は今月一杯、新潮の方が、抱えており、やっかいなのでパスポートを取らせて台湾に逃がした、との情報がある。二台持っている携帯の一つの液晶がダメになり、新しいのを欲しいとKに話したら、断られた。とも・・・。

 まあ、勘違いしないでほしいのは、あくまで新潮社と我々の問題は、児玉、野村両先生と、右翼を名乗り、米大使館から金を貰い、金のために人殺しをした。という三点に尽きる。記事の信憑性や報道の姿勢を問い、その信憑性を追及するのは、マスコミ全体の問題ではないのか。マスコミの真価が問われている、という危機感や同業者の不正を放置しておいて、政治の腐敗や世の正義を口にすることなどできようか。昨日、山平重樹氏との話の中で、「新潮社が歩いた後はペンペン草も生えない」というほど、昔は徹底的な取材をしたことで有名だったのに、小学生でも分かるような詐欺話にひっかかり、ロクな取材もしないで、あんな記事を掲載するなんて、新潮も終わりましたね。と話していた。

 雨が上がり、天気が良くなったので、家族で大掃除。上の娘がボーイスカウトの行事に出かけているのを迎えに行き、郵便物の確認のために事務所へ。帰りに、夕食の買い物。帰宅後は、機関誌の校正を行った。久し振りに休肝日とした。

 事務連絡です。来る三月二十三日(月) 午後六時より、田母神俊雄氏の講演会があります。ご参加は自由です。是非、ご出席下さい。

0455 ※クリックすると拡大で見れます。


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