三月十九日(木) 晴れ。
いやはや五月のゴールデンウィークの頃を思わせる良い天気である。今日は、上の娘の卒業式だが、午前中から、お世話になっている方にご挨拶をするために東京行き。その車中、私の隣の席に大柄な女が座った。何と、その女は、手鏡を出して化粧をし始めたではないか。それでなくとも花粉症で鼻がムズムズしている。その私の隣で、パタパタとやるものだから、呼吸困難になった。化粧なんてしても、しなくても対して変わらないほどのブスだから、人前で化粧することが恥ずかしいこと、という意識がない。加えて、安い機械で音楽を聞いているものだから、例のカシャカシャ音が耳につく。このときに思ったのだが、「ビンタ法」というものを制定して、こういったマナーの守れない者には、「一発ビンタを食らわせても良い」、ということにする。そして研修を受けた「マナー隊員」を電車や公共の建物の中などに派遣する。特に、電車の中で化粧をしたり、電話をかけたりする者には、堂々とビンタを食らわす。もし逆らったら、刑務所に行かせて矯正させる。本当に、今朝は、あのブスのせいで頭に来た。
それでも、公私共にご指導を賜っている方に、様々な話をお聞きし、嫌な気分が吹っ飛んだ。感謝しつつ、一時間ほどで横浜に戻る。
午後は、来客多し。出掛けに、友人が、誕生日プレゼントとして万年筆を届けてくれた。四時過ぎに、御徒町の小料理屋で、「週刊実話」の下村勝二編集長の「還暦と、定年」を祝う会が行われ出席。到着した時には、すでに宴席は満員。山平重樹、木村三浩、二木啓孝の諸氏と同席。僭越ながら乾杯の音頭をとらせて頂いた。
下村編集長とは、亡くなられた野村先生のご紹介でお会いしてから、個人的に随分とお世話になった。定年で退職とは寂しい限りであるが、まだまだ六十歳。どうかこれからも頑張って頂きたい。
八時に、木村三浩氏と一緒に帰路へ。