白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「自問自答の訓」が完成しました。

2010-05-11 12:08:59 | インポート

五月八日(土)晴れ。

 朝食後に、下の子供を連れて一時間ほど歩いた。天気も良いし、下らぬ話をしながら、子供と一緒にいる時間が楽しい。ご褒美に弘明寺商店街の入り口にある洋服屋で、夏物の部屋着を買ってあげた。

 午後からは、仕事。「大吼」の夏号の締め切りが迫っているので、頑張って校正作業を行なう。原稿をデーターで送って頂いている方は楽なのだが、手書きのものは、パソコンに入力しなおさなければならないので、作業が大変である。

 夕方、いつもお世話になっている額縁屋さんから電話が入り、頼んでいた野村先生の「自問自答の訓」の額装が出来上がったとのことで、取りに行く。

 野村先生の直筆の色紙や書が何点かある。以前は、金庫の中にしまっておいたり、額装をしたものも、「照明焼け」してしまうのが嫌で、飾ることをしなかった。しかし、もし火事などの災害に遭ったらすべてなくなってしまう。そう思った時、なるべく完全な形の複製を限定で作成して、希望者にお分けしようと、その作業を続けている。その作業の第一号として制作したのが、「自問自答の訓」である。生前、野村先生が四、五点作った中で、私が頂いたものだ。

 データーを撮ったり、印刷、額装に思いのほか経費がかかったが、まあ良いものが出来たと自負している。「燃えよ祖国」でも案内しますが、ブログを読んで頂いている方には、先にお知らせいたします。

Photo

  額の大きさ、横70cm、縦40cm。

定価は¥25、000です。(税・送料込)※お届けに一週間ほどかかります。

 郵便振替は、00180-2-353696 加入者名・蜷川正大

 銀行振り込みの場合は、三井住友銀行横浜中央支店・普通・1125725・蜷川正大

銀行振り込みの場合は、銀行から振込みの連絡がないので、メールあるいは、電話でご一報下さい。


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現役でいられるのは、あと十年か。

2010-05-11 11:19:01 | インポート

五月七日(金)曇りのち雨。

 午後から雨になるというので、午前中一時間ほど歩いた。桜が散って、今はツツジやハナミズキが美しい。歩くには曇りぐらいが丁度良い。

 唐突で恐縮だが、今からでは遅いが、板前の修業をしておけば良かったと後悔している。店を出したり、職業にしようと言うことではない。自分の為にである。自分で料理を作るのが好きなので、板前の修業をしていれば、魚をおろすことはもちろん、煮物に焼き物と本格的な料理が出来る。

 男のクセにと、言われるかも知れないが、スーパーや市場に行くのが好きだ。特に韓国やアジアの国を旅するときは、必ず市場を見て歩く。一番生活のニオイがするし、見ているだけで食欲がわいてくる。

 私の住んでいる所から、車で十五分くらいのところに、「松原商店街」という市場がある。マグロの販売で有名な「魚孝」という店があり、ここがとても安い。マグロよりも、「アラ」やタコなどを買って来る。マグロのアラは、醤油とみりん、酒に漬けてオーブンで焼く。タコは、刺身も良いが、「タコネギ」やマリネにする。

 酒を飲むと、料理に殆ど手をつけない人がいるが、私は、料理はもとより、その素材を見ると、酒が飲みたくなる。私の市場歩きは、晩酌の肴を求めてウロウロする場合が多い。良い酒と、美味い肴、そして酒友、これだけで人生がばら色になる。

 早生まれなので来年が還暦となる。現役で遊んだり、飲んだりするのは、恐らく、後十年くらいだろう。いや七十歳になるまでに、体をこわして酒を飲めなくなるかもしれない。そう考えると、残された僅か十年の間に、なるべく煩わしいことには関わらず、そして気の合わない人間とは、つとめて付き合いをしないように心がけている。

 気の合う人たちとのみ、酒酌み交わし、語り合い、学びあう。視野が狭いといわれそうだが、それで充分である。これ以上、交際範囲を広げようとも思わないし、有り難いことに私には、幾人かの親友、心友がいる。その人たちは、私の宝でもある。

 家飲み用の酒が切れたので、「いいちこ」と「二階堂」の四合瓶を買って、ツマミは、冷奴、山芋の梅合え、筋子、津軽漬けで飲んだ。最近は一人で飲む時は、麦焼酎にしている。


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