五月一日(土)晴れ。
昨日の酒がたたって目を覚ましたら十時を過ぎていた。今日の夜行バスで愚妻と下の子供が、岳父の法事の為に青森の実家に帰る。その準備と掃除でてんやわんやである。午後から事務所とドコモショップへ。私の携帯だが、とても電波の入りが悪い。建物の中や、特にビルに入ると殆ど「圏外」となってしまう。ずっーと、そんなものかと思って使っていた。
昨日、サリーのパーティーで、松本佳展君が私と同機種の携帯を使用しているにも関わらず、ちゃんとつながる。ビルの地下にも関わらずだ。私のものは、やはり「圏外」の表示。そこでドコモに問い合わせたら故障の可能性があるとのこと。検査してもらったら、やはり故障で、修理に二週間ほどかかる、と言うことなので、代替の携帯を借りた。
先日は、自宅のコンロの調子が悪く、直してもらったばかりで、今度は携帯だ。幸いに携帯の方は無料だったが、ガスコンロは、五千円ほどとられた。おまけに「そろそろ寿命です」と言われた。金がないときに嫌になる。もう少し、騙し騙し使うしかない。
新しく、社友になって頂いた、和歌山の大島氏より、明日のBBQのために、素晴らしいヒレ肉を送って頂いた。愚妻と下の子供は、参加できないので、夕食の時に焼いて出した。焼いても、焼いても「柔らかい」と驚いていた。同友、社友の人たちのご支援が、身に沁みる昨今である。
横浜駅の西口にある天理ビルの前から深夜バスが出る。私は、そのバスに乗った経験がないので、ものめずらしさもあって、送って行った。なんと、そこには深夜バスが六、七台も停まっていて、乗客が沢山集っている。バスの表示を見れば、秋田や鳥取など様々な場所に行くのが分かる。料金が電車や飛行機に比べて断然安いので、人気があるのだという。
中を見せてもらったが、普通の観光バスである。トイレ付きのバスだと、青森まで、運転手の交代を除いて、ノンストップで行くらしい。トイレがない場合は、「トイレ休憩」をサービスエリアでとるとのこと。十時間も、あの狭いバスのシートで揺られて行くのかと思うと、私は無理かな・・・。九時半、愚妻と子供を乗せたバスが出て行った。随分昔に読んだ、沢木耕太郎の「深夜特急」を思い出しながら自宅に戻った。
十時から、「実話ドキュメント」の第九十四回に向う。一時半にようやく脱稿。メールで送信してから、自分へのご褒美に、二杯だけ飲んで寝た。