白雲去来

蜷川正大の日々是口実

機関誌が出来ました。

2011-04-02 23:30:29 | インポート

四月一日(金)晴れ。

 実は、昨日から機関誌の作製で汗をかいていた。今回の地震で、事務所の入っている建物はびくともせず、事務所の本棚も倒れることはなかったが、パソコン、印刷機、丁合機が転倒してしまった。特にカラーの大型プリンターを載せていた台についているキャスターが、重さに耐え切れず、ガタが来ていたので、近いうちに取り替えようと思っていた矢先に、この地震。三台の修理とメンテナンスに、エッ!というほどお金がかかってしまった。

 直って来てからは、少々使いにくいが床に置いている。近いうちに、書棚なども動かないようにしっかりと固定しようと思っている。

 夜七時になって、地震後の第一号が完成した。先日、同志の方から、「最近機関誌が届いていません」という連絡を頂き、恐縮した。実は、今年になってから、経費節約の為に「贈呈」の部数を大幅に減らした。機関誌を発行するのも大切な運動とは分かっているが、機関誌そのものが発行できなくなってしまえば元も子もない。歯を食いしばって頑張るのみである。

 今回の機関誌では、宮城刑務所に無期囚として座っている伊藤白水氏の手紙を掲載させて頂いた。地震当日の模様や、災害後の刑務所の様子が良く分かり、普段、あまり表に出ない貴重な情報と思って、掲載した次第。

 そして二月に亡くなられた永田洋子さんに関して、野村先生の「十六の墓標は誰がために」を再録した。単なる新左翼に対する共感や死刑囚に対する同情ではない野村先生の思いに是非共、触れて頂きたいと思っている。

Img565 ※最新号です。見本誌(千円)をお送りいたします。宜しくお願い致します。

Img567


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ド素人のヨタ話ですが。

2011-04-02 22:47:36 | インポート

三月尽(木)晴れ。

 今回の大震災の報道で自衛隊の活躍が報じられると、なぜか嬉しくなる。こんなに自衛隊が国民から信頼され、期待されるのは初めての事ではないか。

 災害復興で、大変な作業をしている最中でも礼儀正しい彼等の姿を見ると、つい涙腺が緩んでしまう。そして自衛隊の存在を心底誇りに思う。天国の三島由紀夫先生も拍手を送っているのではないだろうか。

 その自衛隊を否定していた社民党や一部の民主党の連中の事を思うと、ザマーミロという気持ちになる。もちろん自衛隊だけではない、あまり報道されないが機動隊や消防隊員、そして最前線で働いている東電関係の活躍も感動ものだが、全ては結果論。

 海外のメディアは、概ね悲観的である。日本のマスコミも厳しい見方をしているが、ここが正念場であろう。いざとなれば、私のようなロートルは構わないが、若い人たちだけは避難を優先にしてあげたいと思う。

 千年に一度の「不測の事態」というが、その不測の事態が又起きないという保証はない。以前、私の住む町でも大雨の為に下水が溢れ、店舗などに浸水して大騒ぎになったことがある。その時にも、「想定外」とのコメントが発せられた。名古屋の百メートル道路など、造ったときは、何でこんな大きな道路と、大分非難されたらしい。しかし、その道路が大いに役に立っているではないか。

 不測の事態や想定外の自然災害に備えるのが政治家の仕事であると思う。幾ら金がかかっても国家や国民が健在ならば、必ず、そんな設備投資は回収できる。地震が避けられないのであれば、公共施設や学校などは、震度十でも耐えられるようなものを建設すべきだと思う。そんなことに反対する人はいないのではないだろうか。もちろん自衛隊の予算も人ももっと増やすべきだ。

 そして、動物園や水族館、公共施設などは、いざと言う時のために自家発電や浄水器などを備える準備をしたらどうだろうか。

 まあド素人のヨタ話ですみません。

 


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ピロリ菌と戦っています。

2011-04-02 21:54:59 | インポート

三月三十日(水)晴れ。

 原発事故も心配であるが、私のような素人が気を揉んでもいかんともしがたく、ただテレビのニュースに一喜一憂するのみである。もし最悪の事態になったとしても、個人的にはどこかへ避難する気もないし、横浜を離れたくもない。

 まあそんな状態にならないことを祈るばかりである。病院から「ピロリ菌」を退治する薬を一週間分貰い、朝晩と飲んでいるのだが、一回七錠も飲まなければならない。多分、強い抗生物質なのだろうか、体調が悪くて仕方ない。我慢しなければ。

 午後から事務所に寄って、片付けついでに簡単に読めそうで、かつ昔読んだ本を二冊持ってきた。吉村昭の「昭和歳時記」(文藝春秋)と、吉行淳之介編の「また酒中日記」(講談社)である。最終頁に読了した日のことを書いているので、「昭和歳時記」を読了したのは、平成六年の一月二十四日。メモ的に、「今月の二十七日は野村先生の百日法要」とある。「酒中日記」の方は、なぜかメモ書きがないが、気に入った部分の頁の上の端を折ってあるので、読了したのは間違いがないが、内容に全く記憶が無い。

 読みやすい本を、読みたいときに読んでいるのだから身が入る訳がない。その上、酒で頭が腐っているのだから、余計に分からん。まあ新刊本のつもりで楽しむとしよう。

 体調悪く、夜は早目に寝た。


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