五月六日(金)晴れ。
以前のブログで、私の血糖値が高いと書いたら、野村一門の因業居士こと古澤俊一君が心配して、血糖値を下げるビデオや本を紹介してくれた。ビデオの方は後回しにして、本のほうを購入してみた。釜池豊秋という整形外科医でありながら、トライアスロンの選手もしている方の書いた「糖質ゼロの健康法」(洋泉社新書)である。
この先生いわく、肥満や血糖値はカロリーではなく糖質に関係があるとして、「糖質ゼロ」の食事を勧めている。しかし、まず頁をめくったら、その糖質ゼロというのが、私にとっては、中々難題なのである。詳しくは本を読んで貰いたいが、朝食は、基本的にはなし。とるならば無糖のコーヒー程度。昼食は、出来るだけ少なく、チーズやゆで卵程度。夕食は、肉、魚を中心に食べる。お酒(ウイスキー、焼酎、赤ワイン)も良し。というものだ。
また糖質が多く含まれる代表的な食べ物は、第一位が、穀物類で米、とうもろこし、小麦を原料とする物。つまりご飯やうどん、パスタ、パンなどだ。第二位が、イモ類。第三位が、砂糖及び甘味料。第四位が、豆類で、特にエンドウ豆やそら豆は糖質が多いのでだめ。第五位は、果実類。第六位が、ナッツ類。アーモンドやピーナッツなども意外なほど糖質類を含んでいる。第七位は、お菓子類。
昔から、朝食はしっかり食べて、昼と夜は少なめ、と教わってきた。いやこれが日本人の常識だった。三食を平均にとることと。今までの常識が覆される釜池氏の本だが、しばらく続けてみようと思っている。
夜は、知人のご母堂がお亡くなりになり、松本佳展君と共に参列。葬儀場が自宅から比較的に近いところにあったので、早めに自宅に戻った。夕食は、トコロテンにサラダとカレイの一夜干し。ご飯は食べなかった。食後は、「漢詩歳時記」(渡部英喜著・新潮選書)を読みつつ寝てしまった。