四月三十日(土)晴れ。
散歩をしていると、ツツジが美しいのに目を奪われる。胃の調子が悪いので、かかりつけの内科に行けば、今日は休み。いつもは土曜日は午前中のみ診療しているのに残念だった。そのまま、井土ヶ谷駅まで歩き、整形外科に行っていた愚妻と合流して、また歩いた。
今日で四月も終り。私だけではないだろうが、歳をとると月日の経つのが、ことのほか早いような気がする。一年などアット言う間だ。ツツジが美しいなどと言っている間に歳をとって行くのだから油断がならない。
外に飲みに行くことが減った分、映画を見たりや読書をする時間が増えた。岐阜の細川先生からメールで教えていただいた「最後の黒幕・朝堂院大覚」(大下英治著・竹書房)と、「いねむり先生」(伊集院静著・集英社)の二冊を買ったが、すぐに読了してしまった。吉村昭の「三陸海岸大津波」と「関東大震災」(文春文庫)も読んでしまったし、仕方がないので、DVDをレンタルして見た。
酒を飲んでいると、いつまでもテーブルが片付かないが、食事だけだとすぐに片付いてしまい、後は手持ち無沙汰となる。そこで、読書するか原稿を書くか、最後の手段として映画を見る。テレビはくだらんので、ニュースか報道番組、あるいはよほど良い番組がなければ見ないことにしている。
シラフでいられることに慣れてゆく自分が怖い。あーあ一杯飲みてぇーなぁー。