五月十七日(火)曇りのち雨。
朝食後に、ウォーキングに出た。コースは、事務所まで行き、郵便物の確認などしてから、再び歩いて、自宅に戻った。事務所といえば、固定の電話をすべて解約した。これまでは、固定電話が二台にファックスなど、なんだかんだで六回線ぐらい使用していた。不在のときは、専用の携帯に転送になるようにしてある。事務所にいないことの方が多いので、電話などほとんどかかってこない。しかし基本料金やパソコン、ファクスなどの回線使用料金が、半端ではないので解約したのである。
それでもまだ携帯電話が五台、パソコンの回線、ケーブルテレビの使用料金など、出て行く金額は大きいが、これは必要経費で仕方がない。先の大戦で言えば、サイパンなどのマリアナ諸島の絶対国防圏が陥落し、いまや敵は沖縄、硫黄島にまで迫る勢いという感じである。もうこれ以上の撤退は許されない。何とか本土決戦に持ち込む前に、援軍(と言っても収入だが)の到着を待たなければならない。
新しい事務所の電話番号は、090-6300-7075です。ご面倒でもお手元の電話番号簿をお書き直し下さい。
夜は、古い友人の尼野保君が、伊勢佐木町の近くにあった炉端焼きのお店を閉めて、新しく平塚にオープンした「花笠茶屋・おきなや」へ、わが蜷川政経懇の皆さんとお祝いの食事会に出かけた。電車組はJRの平塚駅南口で待ち合わせ。車組は当然直行。
駅で、小椋さんご夫妻と合流。タイミング悪く、義一兄ぃとはすれ違い。駅のタクシーに「おきなや」と言ったらすぐに分かった。五分もかからずに到着。車を降りたら、まずお店の造りにおおっと声を上げた。百年以上も前の古民家を改装した凝った造りで、そのまま博物館になりそうな感じである。入り口には明治の文芸評論家として有名な高山樗牛の顕彰碑があった。資料では平塚にあった杏雲堂病院にて死去とあるので、この「おきなや」が、その病院跡かもしれないが、聞きそびれた。
料理は、コラーゲンたっぷりの「鶏鍋」は最高だった。気の置けない仲間たちと、美味い料理に美味い酒を堪能した。九時に友人に送って頂き帰宅。