五月十二日(木)曇り。
原発から遠いのに、神奈川県の足柄茶から、国の基準を超える放射生物質が検出された。まあ申し訳ないが、我が家では、ほとんど日本茶を喫することがない。様々なお祝いや葬儀のお返しなどで頂く、日本茶が、家族では飲みきれないほどあるが、使用するのは、ほんのわずかだ。
加えて私は、社友から、とても高価な「癌に良い」という薬用茶の「タヒボ」というお茶を頂き、毎日一リットル以上は飲んでいるので、日本茶はほとんど減らない。
高価な日本茶を頂くと、やかんに一杯ほど、すごく濃い目に入れて、冷めたら冷凍しておく。それを焼酎の氷に使うと味と香の良い「お茶割り」が出来る。これが美味いんだナァー。
くだらん話は抜きに、お茶から大量の放射線物質が検出されたとなると、神奈川県産の野菜や水はどうなる。お茶だけから検出されるというなどということが、果たしてあるのだろうか。そんなことはあるまい。私は、政府や東電は、絶対に何かを隠していると思う。いやそう思われても仕方ないだろう。
一連の原発報道で知ったことだが、原子力の専門家というのは、そのほとんどが東電や電力会社に就職するか、その関連の原子力関係の会社に入らざるを得ないそうだ。早い話、余りにも専門過ぎて、他に就職先がないからだ。そんな人たちが、東電を貶めるような、また東電が発表していることの反対の意見を言えるはずがない。
原発事故の報道が氾濫し、国民がその情報に慣れてしまった時ぐらいに、必ず、最悪の「メルトダウン」が発表されると、内緒で教えてくれたマスコミ関係者がいた。それが事実となった。国民は、原発報道に慣れてしまい、「メルトダウン」と聞いても、余り危機感を持たなくなった。関心のある方は、是非共、パソコンで「メルトダウン」を検索して頂きたい。また、メルトダウンを起こしている「建屋の高濃度の汚染水の量が減っている」とか言っていたが、私のような素人が考えたって、その汚染水は、海に流れ出ているのに決まっている。これも発表しない。麗しき山紫水明の緑の日本列島は、どうなってしまうのだろうか・・・。