白雲去来

蜷川正大の日々是口実

義務教育で教えるものは他にもあると思うのだが。

2012-04-19 11:04:41 | インポート

四月十七日(火)曇り。

 さすがに連日の酒で調子が悪い。起きても何もせず、家族を見送ってからまた布団に入った。目を覚ましたは十時近く。せっかく朝食用にと札幌で「山わさび」や、「行者にんにく」を買ってきたのに、それを食べる元気がない。沖縄に行った時に、オバーから教わった「カチュー湯」としらすおろし、塩鮭で朝食をとった。

 夜に、「週刊A」の記者と取材を兼ねて待ち合わせをしていたのだが、体調悪く明日にして頂いた。そんなわけで、一日、自宅で、ボケ老人のごとく、お茶を飲みながら遠くの景色を眺めてボーッとしていた。というのは嘘で、事務所で五時まで仕事をしていた。帰宅後は、さすがに休刊日とした。

 そういえば、小学校で、「ヒップホップ」とかいうダンスが必修科目になるというニュースを聞いて驚いた。他に子供に教えるものがないのだろうか。別に、そのダンスが悪いというのではない。好きならば、個人的にやるか、部活などで行えばいい話ではないか。

 古いと言われたらそれまでだが、義務教育で子供たちが学ぶべきものは、もつと日本的なものであってほしいと思うのは、私だけであろうか。たとえば、お茶の作法やお花、あるいは着物の着付けや、百人一首などだ。現代ですたれつつある日本の伝統文化こそ、子供たちに教えることが、義務教育のあるべき姿だと私は思う。

 ヒップホップが何の役に立つかは分からないが、そういったことを尤もらしく、したり顔で推し進める連中。少しずつ日本を壊して行くことに快感を覚えているのかもしれない。責任者は誰だ、怒鳴りつけてやりたいのだが・・・。


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友人の義侠に甘えて、四軒転戦。

2012-04-19 10:38:15 | インポート

四月十六日(月)晴れ。

 二日も留守にしていた罪滅ぼしで、家族の誰よりも早く五時半に起きて、弁当を三人分と朝食を作って、皆が起きてくるのを待つ。浪人生活で何が一番嬉しいか。それは家族が健康で明るいことに尽きる。そして良き友に恵まれていることだ。

 家族が出かけた後は、忙しかった。メールをチェックしたり、二日分の新聞を読んだり、郵便物の確認をしたりで、あっという間に午後。事務所に寄って、所用を済ませてから、自宅に戻った。

 今日は、「実話時報」の新コーナーのための対談が午後六時より、中華街の均元楼にて行う。ローズホテル前で、「時報」のスタッフと待ち合わせ。対談相手の、徐裕行さんも合流。徐さんはその昔「オウム」の村井を刺殺した人。今回の対談は、その事件で十二年を旭川刑務所に努め、その間、どのような心境の変化があったか、やどんな勉強をしたかと言った、獄中生活の事が中心。

 しかし、徐さんとは、友人なので改まって対談などと言うと正直言って照れくさい。「時報」さんに甘えて、紹興酒を飲みながらの対談となった。気が付けば九時近く。慌てて解散した。

 一人になったが、徐さんとの対談の余韻を消してしまうのはもったいない、と言うことを口実に、サリーの店に顔を出した。しばらく飲んでいると、近くの店に、同級生がいるとの情報。甘えて合流。店が混んできたので、別れて、さあーどこへ行こうかと考えている時に、有難いことに後輩で会社の社長から連絡があって、「飲みませんんか」。断るわけがない。その後、サリーも合流して二軒転戦。午前様で帰宅。今日は、友人らの義侠に甘え、持つべきものは友、を実感した一日だった。


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札幌から帰宅。

2012-04-19 10:15:03 | インポート

四月十五日(日)晴れ。札幌から帰宅。

 昨夜は、フォーラムの終了と言うこともあって、旅の目的を終えたという安心感からつい羽目を外してしまった。しかし、こういう時はホテルは有難い。ベッドのすぐ近くに風呂がある。飲みすぎた時には、この距離が有難いのだ。そしてなんの片づけもしないで済む。

 八時に、ヘロヘロになってベッドから起き上がって風呂にお湯を入れる。うっかりすると、そのお湯の音が子守唄代わりになって寝過ごすこともあるが、ジッと耳だけ起きていた。ここのホテル入浴剤が好きだ。とても香りが良い。二十分も風呂に浸かっていただろうか、シャンプーを終える頃にはようやく意識が正常となった。

 すっきりした気持ちで、遮光カーテンを開ける時の期待感がいい。「良い天気でありますように」。案の定晴天。気分がいい。九時に朝食。私は、どんなに調子が悪くても、二日酔いでも、朝飯をとらないとだめだ。早めに寝た時など、いい歳をしてお腹がすいて目が覚める。三度の食事の中で、朝食に一番期待感がある。

 十時半に、チェックアウト。ロビーにはすでに、隠岐康、山本和八の両氏がスタンバイしていた。梶浦直樹氏も合流して、千歳に向かう。空港で、田母神閣下と木村三浩氏とも合流。留守家族にお義理の土産を買って、飛行機の時間まで、「銀座ライオン」にて、簡単な昼食をとる。梶浦、山本の両氏に挨拶をして機上の人となった。

 オンタイムにて羽田着。愚妻や二人の子供が迎えに来てくれていた。わずか二日留守にしていただけなのに、家族の元気な姿に接するのは嬉しいものだ。もっとも子供たちは、私よりもお土産を待っていたのだろう。隠岐氏に挨拶をして別れる。

 夜に、カメ&アコちゃんや、ヒデちゃんが来訪するとのことなので、途中で夜の肴を買ってから自宅に戻った。何か肴を作ろうかと思ったら、お客さんたちが、どっさりと差し入れ。有難し。九時過ぎまで、皆さんと安着祝い。さすがに疲れていたのか、十時過ぎには床に就いた。


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