白雲去来

蜷川正大の日々是口実

京おどり、良くぞ男に生まれけり。

2012-04-11 10:14:33 | インポート

四月十日(火)晴れ。京都へ。

 今日も五時半に起きて子供の弁当を作った。しかし、子供が登校した後は、再び寝た。起きたのは、九時。慌てて、京都行きの支度。十一時四十九分の「のぞみ」に乗るので、愚妻に新横浜まで送ってもらった。

 新幹線で、隠岐康氏と合流。途中でワインでも買って行こうかと思ったが、時間がないので崎陽軒のシュウマイにした。隠岐氏も同じものを買っていたのには大笑い。車中で「燃えよ祖国」の第一稿の校正をした。心地よい陽射しと缶ビールの酔いでウトウトしているうちに京都に着。一年ぶりのことである。ホテルに着いてから旅装を解いて原稿に向かう。

 三時半に「京おどり」が行われる会場へ向かうが、途中、桜が満開でその美しさに目を奪われてしまう。サリーからメールが入って、「『京おどり』」の開催される歌舞練場の前は桜がきれいなので堪能して下さい。」

 いやはや最高の日に京都に来た。サリーの言葉通り、歌舞練場の前の道は桜が満開。枝垂桜や雪柳などもあってとてもきれいだ。

Dscf4364 ※歌舞練場前の桜。

 会場にて、今回招待して頂いた、岐阜大夢館の花房東洋先輩にご挨拶。すでに頭山興助先生や國學院大學の教授、大原康男先生のお二人が到着していた。木村三浩氏も到着。入り口で記念写真を撮った。

Dscf4374 ※左から、蜷川、頭山先生、大原先生、隠岐氏、木村氏。

Dscf4377 ※花房東洋先輩と。

 四時半開演。第六十三回「京おどり」の演目は、「花都四季栄耀」(はなみやこしきのえいよう)全七景である。昨年は、やはり花房先輩の招待で、同じ京都にある花街、上七軒の「北野おどり」を見せて頂いたが、今回も良かった。本当に「艶やか」と言う言葉がそのまま当て嵌まり、「良くぞ男に生まれけり」と思った次第。

 終了後は、花房先輩のお世話で、舞妓さんと一緒に歌舞練場近くのお茶屋で宴会。総勢十二名である。舞妓さんの踊りを見ながら酒を飲むなど、正に男冥利に尽きる。その後、別席に移動する途中で、案内して頂いた舞妓さんが気を利かせて夜桜を見に行こうと言う事になった。平日の夜によくもこんなに人が出ていると驚いたが、その雑踏を舞妓さんを連れて歩くのだから、鼻も高いが、恥ずかしくもある。何しろすれ違う人たちが皆カメラを向ける。

 二次会のお店で、少し飲んでから、ちょっとお腹がすいたので舞妓さんの案内で、すし屋さんに行った。ここで隣り合わせになった人たちの中に偶然、毎年お世話になる伊豆の断食、「やすらぎの里」に行っているという人がいて盛り上がった。来年は、貴船の川床でも、何てことをのたまってホテルに戻った。長生きはするものだ。


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特大カサゴの一夜干し。

2012-04-11 09:14:39 | インポート

四月九日(月)晴れ。

 今日は上の子供が初登校。五時半に起きるということなので、私もお付き合いして起きて、お弁当を作った。目玉焼き、白滝とたらこの和え物、鳥団子(これは冷凍食品)とボイルウインナー。自宅を出て行く子供を玄関で見送って、お仏壇の両親と野村先生の遺影に報告をした。そのまま起きて、機関誌「燃えよ祖国」の原稿に向かう。

 夜は、名前だけまじめな蜷川政経懇を中学の同級生が経営している野毛の「弥平」にて開催。今回は集まりが良く、十名の参加があった。今日の「弥平」スペシャルは「カサゴの一夜干し」。特大のカサゴを干して焼いたものだが、これが本当に美味しかった。

 終了後は、友人たちと連れ立って関内へ転戦。三軒飲んで時計を見ると、日にちが変わっている。明日、午前中の新幹線で京都に行くので、慌てて帰宅。


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