白雲去来

蜷川正大の日々是口実

園部逸夫は法匪である。

2012-04-21 23:01:01 | インポート

四月二十一日(土)曇り。

 

 どんなに遅くに寝ても、朝早く目が覚めてしまう。そういえば、朝方、嫌な夢を見た。友達面をしている嫌な奴が、突然戻ってきて、なぜか就職のための面接に、私が嫌々ついて行く、というもの。何故かその夢に出てくる連中が、私の嫌いな奴ばかりなのだ。目覚めて雨戸を空ければ、やっぱり曇りだった。

 午前中は、細々とした雑用をこなし、午後から東京行き。今日は、二時から、四谷で、維新公論会議が行われる。民族革新会議の犬塚博英議長が主宰しているこの勉強会は、私が知る限りにおいては、一番質が高く、内容も濃い。まるで大学のゼミに来ているようなのだ。毎回、三時間と言うのは当たり前で、時には四時間という時もある。

 今日の、講師は、高崎経済大学教授の八木秀次先生で、演題は「『女性宮家』創設に蠢く『法匪』、官僚たちの生態とその狙い」。「正論」の四月号において、八木先生が、「憲法で皇室解体を謀る『法匪』園部逸夫」という原稿を資料として、「女性宮家」を論ずる人たちの矛盾点を解説して頂いた。

 「皇位継承権のあるのが宮家。であるから女性宮家などありえない」と、八木先生は切って捨てた。話がとても小気味よく、聞いていて気持ち良かった。また、「日々国民の幸せを祈っている方が国の中心にて、その『男系男子の』皇統が続いている。血の重みと言うのは、そのまま歴史の重みでもある」とも話された。

 直会にも出席して、もっと八木先生から話を伺おうとも思ったが、体調も悪く、明日も行事で朝が早いので、後ろ髪をひかれる思いで自宅に戻った。

P1000357_2※講演中の八木先生。

P1000357


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感謝しつつ酔った。

2012-04-21 10:22:27 | インポート

四月二十日(金)小雨。

 小雨。と書くと、裕次郎の「雨の酒場で」という歌を思い出す。元歌はディック・ミネだったが、私は裕次郎の方が馴染みがある。その歌の歌詞、「小雨の道が遠いなら、せめても送ろうそこらまで」というくだりが頭に浮かぶ。特に意味はありません。

 三日分もブログを更新すると、記憶があいまいで、頭が混乱してくる。

 今日は、手紙を沢山書いたり、機関誌を送ったり、注文された書籍を発送したりと、珍しく事務所に夕方までいて仕事をしていた。終了後は、みなとみらいのスーパーで買い物。その後に愚妻を迎えに行って帰宅。

 町内会の仲良しさん、オグリンさんから筍を頂いた。糠を入れて茹でて、夕食のおかずにした。子供たちには、「チンジャオロース」。その他は、から揚げ、焼き物、わかめを添えた煮物。もちろんご飯も「筍ご飯」にした。筍以外で食卓に乗っているのは、「カブのおしんこ」と、「山芋の千切り」だけ。「一粒の麦」で楽しんだ。

 アレ?。考えてみれば、カブのおしんこ以外は、皆、貰い物だ。有難いことだ。私を支えて頂いている方々に感謝しつつ酔った。


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ひとみさんから山芋を頂いた。

2012-04-21 10:06:59 | インポート

四月十九日(木)曇り。

 以前、サリーの同級生で、私もお友達の浅野忠信さんのお母さんであるジュンコちゃんにご子息が主演している「モンゴル」という映画が見たくて、「DVDを下さいと言ったらプレゼントして頂いた。しかし、その時に、「なるべく映画を見るか、DVDを買ってね」と言われた。考えてみればその通りで、自分の息子が出ている映画のDVDをただで人にあげていては、何のために映画に出演しているのか分からない。そんなこともあって、浅野忠信さんの出ている「バトルシップ」を見に行こうと思ったが、時間が合わずにやめた。でも必ず劇場で見るつもりでいる。もちろんDVDが発売されたら買うと心に決めている。

 そうそう、古いお付き合いをさせて頂いている札幌在住の石井斐富さんから、りっぱな「山芋」を沢山送って頂いた。そういえば、「北海道青年フォーラム」の直会の席で、「蜷川さん。山芋は好きですか」と聞かれたので、「好きを通り越して、大好物」と話したら、「送りますよ」と言われたことを思い出した。私などは、酒席で話したことは、すぐ忘れるという特技があって、しょっちゅう人から、「エッ。覚えていないの」と怒られる。歳のせいか、最近、物忘れがとみにひどくなったような気がする。「あの時、〇〇を送ってくれると言ったのに」とお怒りの皆さん。悪気はありません。単なる物忘れですから、気にしないでください。

 石井斐富(ひとみ)という名前ですが、女の人ではありません。学純同に所属する方で、杖術や古武道の師範でもあり、現在は、札幌でタイ式マッサージのお店を経営する傍ら、その技術を教えている方である。一度寄って下さいと言われているのですが、いくらなんでも同志に、肩や腰を揉ませるなど、どうも気が引けるので、まだ行ったことがない。

 その石井さんから送って頂いた「山芋」。私は、その山芋のレシピだけで三十近くも知っている。一番好きなのは、山芋の糠漬け。これはシンプルイズベスト。次は、ニンニクとオリーブ油を使った炒め物。キムチの素に漬けた物。オーブンを利用した、山芋とベーコンとチーズの焼き物。書ききれないほどメニューがある。

 今日の夜は、子供たちに、山芋のお好み焼きを作ってあげたら、大好評だった。先日も、札幌の梶浦直樹君から、以前から欲しかった、ジンギスカン専用の鍋を送って頂いた。五月の連休には、それを使って、BBQを行うつもり。でもそのジンギスカン鍋の製造元を見たら、東京都中央区新川の住所となっていた。もっと東京、横浜でも売りなさいと、思った次第。

 とりあえず、お二人に感謝。


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新鮮な「カブ」が三つで98円だって。

2012-04-21 09:36:41 | インポート

四月十八日(水)晴れ。

 午後から大行社の定例会議に出席するために東京行き。石原知事の「尖閣購入」の話が盛り上がっている。尖閣諸島のニュースが出るたびにほとんど無視されるのが、尖閣における民族派の行動である。尖閣諸島と言う言葉が一般人にほとんど知られなかった時代から、民族派は「領有決死隊」を組織して、実効支配を続けてきた。その究極のものが日本青年社による灯台の建設であろう。亡くなられた萩野谷先輩の尖閣にかける思いは、並々ならぬものがあった。もちろん、その思いと、灯台建設、修復を支えたのは日本青年社の皆さんであったことは言うまでもない。正に、民族派は、影武者、縁の下の力持ちであるが、もう少しマスコミで取り上げられても良いのではないか。

 三時過ぎに、定例会は終了。田町の駅で、「週刊A」のすっぽん記者氏と待ち合わせて取材、と言うより、内部事情をお聞きした。野村先生や、門下生が肉体を言語として「朝日糾弾」を行ったことは、朝日側のトラウマとなっていて、そのボディブローはとても効いている。と話していた。五時前に終了。

 保土ヶ谷の駅のすぐ近くにあるスーパーの前に、とてもみずみずしい「カブ」が、三個で98円で売っていた。思わず、「カブのおしんこ」が食べたくなって買ってしまった。しかし考えてみれば、三個で98円と言えば、一個33円にも満たない。このカブを作るのに、農家の人はどれほどの手間暇をかけるのだろうか。愚妻の実家が農家と言うこともあって、帰郷した際には、たまに畑を手伝うが、その労働は、一個30円では報われないほど、重労働だ。スーパーに出ると33円だが、実際に市場に卸すときには10円にも満たないかもしれない。農家の皆さんの事を考えたら、無駄にできないと思って、葉っぱもすべて使って、塩漬けにした。

 世の中、「安い物」がもてはやされているが、安くするために一番切り詰めるのが人件費であることは言うまでもない。大手の居酒屋などでは、調理場も機械化されて、150人程度の客をこなすのにも二人の料理担当(コックなどという上等な技術を持った人ではない)がいれば十分と聞く。本来ならば、五人は必要だろう。その大手の居酒屋が全国に百店舗を経営していたら、単純に三百人の人が仕事にあぶれるわけだ。

 安いということは、一見庶民の味方のように思えるが、その実、庶民の生活を圧迫しているのかもしれない。日本人が皆、ユニクロやH&Mの服を着て、家族そろって回転寿司へ行き、仲間とは赤い看板の居酒屋に行く。一億総ブロイラー化現象が定着している。「皆はそうでも俺は違う」。という少数の人たちだけと酒酌み交わしたいと思っている。


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