八月二日(土)晴れ。
ナメンナよ。と思うほど猛暑の日が続いている。なるべくクーラーを使わないようにしているのだが、さすがに今日は、部屋を閉め切ってクーラーをかけたら、家族全員が居間に集まってきた。
涼しさの中で、のんびりと読書。札幌の社友である雪田顕正さんからご贈呈頂いた「亡命者ー白鳥警部射殺事件の闇」(後藤篤志著・筑摩書房刊・2200円+税)を読む。
白鳥事件とは、昭和27年1月21日午後7時30分頃、札幌市警察白鳥一雄警部が自転車で帰宅途上、札幌市の路上で併走する自転車に乗る犯人から射殺され、犯人は逃走している。白鳥警部は、札幌市警警備課課長として当時半ば非合法に活動していた日本共産党対策に従事していたことから、捜査当局は共産党関係者を中心に捜査している。。
事件発生から4か月後、党員の通報により白鳥殺害に関与しているとの情報が得られて村上国治党札幌地区委員らが逮捕され、共犯として逮捕されたTが「村上らと白鳥警部殺害の謀議を為した」と供述するも、村上らの逮捕後も犯行に用いられたとされるピストルは発見されなかった。直接の実行犯は当時日本と国交が無い中華人民共和国へ不法出国して逃亡している。
読んでいてどんどんと引き込まれたが、愚妻がサリーたちが役員をしてる「関内祭り」に行くと言うので、途中で本を閉じて送って行った。馬車道の神輿の前でサリーファミリーの皆さんにご挨拶。
夜は、サリーたちの直会に出席しようかと思ったが、幼馴染から電話があって一献の誘い。丁度、カメちゃんからも電話が入り、それでは野毛に繰り出そうということになった。「イワシ料理」の名店「村田屋」からスタート。その後「福田フライ」へ転戦してから「一休」で〆。