白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「(中国がせめてくることは)ありえない」ってか。

2014-08-19 09:57:25 | インポート

八月十七日(日)晴れ。

八月十五日に放送されたNHKの終戦記念日特番「 戦後69年 いまニッポンの平和を考える」を見た。先日、友人に紹介された岩田温氏が出演しているということもあって、どんなに中身の濃い内容なものかと期待をした。

しかし、冒頭で鳥越俊太郎とかいう男の発言には、正直言ってたまげてしまった。こいつは正気なのか・・・と。私がたまげた発言と言うのは、「日本の安全が脅かされているなんていうことはない」「どこの国が日本に攻めてくるのか?」「(中国がせめてくることは)ありえない。」そして、尖閣のことを言うと「仮定の話をするな!」。

正直言って、えっお前頭大丈夫なの。と思わずテレビに向かって言ってしまった。政治や経済に限らず防衛だって「仮定」から予測を立てる。仮定が駄目だと言うのならば予算だってたてられない。鳥越が中国のエージェントと言うのならば辻褄が合うのだが。

この鳥越の発言を聞いて頭に浮かんだのは、かつて日本社会党左派、社会主義協会の理論的指導者だった向坂逸郎らが、いわゆる「プラハの春」 一九六八年前半、チェコスロバキアで自由化政策がとられ、新任のドプチェク党第一書記のもと、検閲の廃止や政党の復活などの改革が行われた。しかし八月、ソ連・東欧軍が介入し、改革派指導者を一時ソ連に連行した(チェコ事件)。

このソ連の圧政に反旗を掲げた人たちへの弾圧事件「プラハの春」を向坂逸郎の判断でソ連を公然と支持し、ソ連の働きかけを受けてソ連と定期交流をおこない、理論・組織の双方で密接な関係を持つようになった。ソ連の武力による言論弾圧を支持した向坂逸郎と鳥越俊太郎が私の中で重なったのである。当初、向坂らの支持者は、「友邦のソビエトがチェコに侵攻するなどありえない」と豪語していたらしい。鳥越が、「どこの国が日本に攻めてくるのか?」「(中国がせめてくることは)ありえない」。との発言とどこか似てはいまいか。尖閣の我が国の領海へ連日、領海侵犯を繰り返している中国の船は、鳥越は、まさか釣りに来ていると思ってるんじゃあるまいね。

同時に、こいつは年齢からくる「まだらボケ」なのではないのかと。新語時事用語辞典によれば、「まだらボケ。別名:まだら認知症、認知症の症状の現れ方にムラがある状態。認知症の症状が見られる一方で、正常な部分も見られる様子。まだらボケの特徴は、認知機能が全体的に低下するのではなく、特定の機能が著しく低下したり、あるいは時間によって機能低下の度合いが違ったりすることである。常識的な側面を残していることで、周囲の困惑を招きやすい側面がある。なお、『まだらボケ』という呼称は通称であり、正式の表現としては用いられない。」

他人の発言を遮って、とんちんかんな自説を強調する鳥越を見ていて、おせっかいながら「マダラ呆け」ではないかと。早めに病院へ行くことをお勧めします。

珍しく、今日は一日どこへも出かけずに仕事をしていた。手紙を書いたり、カタログを送付したりなど事務的なことを五時過ぎまで。今日でピロリ菌撲滅の薬はおしまい。後日の再検査でピロリ菌はいなくなっているのかどうか。お願いしますよ。


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