八月五日(火)晴れ。
三日の日に、野村先生ともお付き合いのあり、私も個人的にお世話になった森 洋先輩が亡くなられたとの一報を受けた。二、三年前から体調を崩し入院をしていたと聞いていたが、残念なことだ。森先輩は、私が戦線復帰を果たした年の秋に、東北大震災で深刻な被害を受けたことや、欽ちゃんの番組に出ていた「気仙沼ちゃん」という女の子がいることで有名な、気仙沼の大島への旅行にご招待されたことがあった。
風光明媚な所で、島に渡るフェーリーで、「かっぱえびせん」を手に持ってかざすと、カモメがそれを食べに寄ってくる。という珍しい体験をしたり、イルカの肉や山盛りの生きたウニを食べたことなどを思い出す。
毎年、熱海にご招待されている「日本を糺す会」にも幾度も出席され、酒席を共にさせて頂いた。心からご冥福をお祈りいたします。
※2009年11月25日、熱海「古屋旅館」にて。左から、蜷川、森先輩、国民新聞社、山田恵久氏。
夜に、三浦良枝さんから電話が入り、今年の十月は三浦和義さんの七回忌とのこと。そうか早いもので三浦さんが亡くなられてから六年。今年は七回忌か。法要の連絡で、当然出席と答えた。三浦さんが不当にもサイパンで拘束された時、サイパンの拘置所に面会に行ったことなどを思い出した。
※三浦さんと面会。赤いシャツの人が三浦さん。その前が私。金網越しに外から見えるから緊張感がない。
夜は、親しい人たちと会食。別れてからサリーズバーに行く。キャシー中島さんとご主人の勝野洋さんたちのグループがいて、サリーから紹介され挨拶をしたら、お店にいた知り合いが、酔いもあってのことだろうが、いきなり「網走帰りです」などと言い、勝野氏らは一瞬凍りついていた。初対面の人の前で言って良い冗談かどうかも分からない非常識な野郎だとは思ったが、サリーの店だし、知らない間でもないので我慢したが、久しぶりに頭にきた。
ここに来るまでの楽しい酒の酔いも醒めて、ずっーと気分が悪かった。