白雲去来

蜷川正大の日々是口実

端的に行って一浴、一杯だよ。

2015-07-30 17:50:39 | 日記
七月二十七日(月)晴れ。

連日の三十度越えか。たまらんな老体には。子供の頃と違って、この暑さは嬉しくもなんともない。夏を快適に過ごすためにクーラーが出来て、日本人のほとんどがその快適を享受している。しかし皮肉なことに、そのクーラーの室外機のお蔭で環境に影響を与え、温暖化の一翼を担っているというのだから困ったものだ。

寝る時は、扇風機にタイマーをかけるのだが、扇風機が止まると暑くて目が覚めてしまう。クーラーにしようかとも思うが、まあ出来るだけ扇風機で我慢しようと思っている。

放浪の俳人、山頭火は、木賃宿という安宿に泊まりながら旅を続けたのだが、どんなことを宿に求めたのか。先日、古書店で購入した『山頭火の宿ーそして酒と水と』(大山澄太著・彌生書房)の中にこうあった。

「端的に行って一浴、一杯だよ。もし一人一室にしてくれ、日記を書くための一机、一燈があれば、最もよき宿だよ」と山頭火が大山氏の家に泊まった際に言ったそうだ。しぐるるや 人のなさけに 涙ぐむ。とは山頭火の句。

暑くて寝られぬなどと文句は言えないか。

夜は、月に一度の町内のお友達との飲み会を「たつ屋」というラーメン屋さんで行った。思想信条など一切関係なく、近所の仲良しさんたちとの酒は楽しい。二時間ほどで帰宅。※写真は、秋山巌の山頭火の句と絵。

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機関誌の発送を終えた。

2015-07-30 13:44:24 | 日記
七月二十六日(日)晴れ。

横浜は三十度を超す猛暑である。まだ朝の八時だと言うのに外はカンカン照りで、沖縄かと思うくらいの暑さ。今日は、大行社の関係のBBQが城ケ島で行われるのだが、医者から炎天下にあまりいては良くないと言われたばかりなので、申し訳ないが欠席した。

朝食後は、事務所へ行き機関誌の作成。一時過ぎにすべて完成。後は発送をするばかりだ。
今月号は、女性民族派の闘士、中村みどりさんの「タイ王国訪問記」が圧巻だ。これを読んでタイに旅行をしたら、色々な意味で勉強になり、楽しいかもしれない。

夕方に、下の子供を連れて買い物に出かけた。といっても晩酌の肴を求めて「酒場放浪記」ならぬ「肴放浪記」だ。機関誌の発送が一段落したので、お疲れさんの一献。

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