七月二十七日(月)晴れ。
連日の三十度越えか。たまらんな老体には。子供の頃と違って、この暑さは嬉しくもなんともない。夏を快適に過ごすためにクーラーが出来て、日本人のほとんどがその快適を享受している。しかし皮肉なことに、そのクーラーの室外機のお蔭で環境に影響を与え、温暖化の一翼を担っているというのだから困ったものだ。
寝る時は、扇風機にタイマーをかけるのだが、扇風機が止まると暑くて目が覚めてしまう。クーラーにしようかとも思うが、まあ出来るだけ扇風機で我慢しようと思っている。
放浪の俳人、山頭火は、木賃宿という安宿に泊まりながら旅を続けたのだが、どんなことを宿に求めたのか。先日、古書店で購入した『山頭火の宿ーそして酒と水と』(大山澄太著・彌生書房)の中にこうあった。
「端的に行って一浴、一杯だよ。もし一人一室にしてくれ、日記を書くための一机、一燈があれば、最もよき宿だよ」と山頭火が大山氏の家に泊まった際に言ったそうだ。しぐるるや 人のなさけに 涙ぐむ。とは山頭火の句。
暑くて寝られぬなどと文句は言えないか。
夜は、月に一度の町内のお友達との飲み会を「たつ屋」というラーメン屋さんで行った。思想信条など一切関係なく、近所の仲良しさんたちとの酒は楽しい。二時間ほどで帰宅。※写真は、秋山巌の山頭火の句と絵。
連日の三十度越えか。たまらんな老体には。子供の頃と違って、この暑さは嬉しくもなんともない。夏を快適に過ごすためにクーラーが出来て、日本人のほとんどがその快適を享受している。しかし皮肉なことに、そのクーラーの室外機のお蔭で環境に影響を与え、温暖化の一翼を担っているというのだから困ったものだ。
寝る時は、扇風機にタイマーをかけるのだが、扇風機が止まると暑くて目が覚めてしまう。クーラーにしようかとも思うが、まあ出来るだけ扇風機で我慢しようと思っている。
放浪の俳人、山頭火は、木賃宿という安宿に泊まりながら旅を続けたのだが、どんなことを宿に求めたのか。先日、古書店で購入した『山頭火の宿ーそして酒と水と』(大山澄太著・彌生書房)の中にこうあった。
「端的に行って一浴、一杯だよ。もし一人一室にしてくれ、日記を書くための一机、一燈があれば、最もよき宿だよ」と山頭火が大山氏の家に泊まった際に言ったそうだ。しぐるるや 人のなさけに 涙ぐむ。とは山頭火の句。
暑くて寝られぬなどと文句は言えないか。
夜は、月に一度の町内のお友達との飲み会を「たつ屋」というラーメン屋さんで行った。思想信条など一切関係なく、近所の仲良しさんたちとの酒は楽しい。二時間ほどで帰宅。※写真は、秋山巌の山頭火の句と絵。