白雲去来

蜷川正大の日々是口実

『尼崎の一番星たち』

2017-12-16 12:22:40 | 日記
十二月七日(木)晴れ。

運動不足のせいか、寝ていると足がつりそうになる。たまには歩こうと思って、自宅から弘明寺商店街を通る楽なコースで一時間歩いた。天気は良いし、陽だまりの中をぶらぶら歩くのも良いものだ。珍しく、今日は何も予定がない。思い立って床屋に電話すると、すぐ出来ますとのこと。大して切る髪の毛もないのだが、そこは身だしなみ。天気の良い日に床屋へ行くのは、とても気持ちがいい。すぐに寝てしまい、三度ほど起こされた。

昼食は、久しぶりに横浜橋商店街の天丼のお店「豊野」へ行った。先客の若い人が「ご飯大盛り」を注文したので、どのくらいのものかと見ていたら、どんぶりに、これでもかと言うほどご飯を盛っていたのには、さすがにたまげた。私が普段自宅で使っている、ご飯茶わんに六杯以上もあると思う。大丈夫かとチラ見していたら、私が食べ終わって、お会計を済ませても、まだその大盛り君は食べていた。ちなみに私は、いつも「黄金丼」を「ご飯半分」でお願いしている。天丼をガッツリ食べたい人におすすめのお店である。

食後、事務所にて、コーヒーを飲みながら、新進気鋭の作家、沖田臥龍さんからご恵送頂いた『尼崎の一番星たち』(サイゾー出版・千二百円+税)を読む。この本は、沖田さんのデビュー作『生野が生んだスーパースター文政』の続編のようなものだが、前作同様、痛快青春ヤクザ小説である。私は、任侠の世界は、全くと言うほど分からないが、「人間ドラマ」は好きだ。沖田さんが育った「尼崎」という町には行ったことが無いが、本を読んでいて、何か独特の匂いを感じてしまう。いずれ焼肉でも食べながら、沖田さんと一献傾けてみたいものと思っている。是非ご一読を。

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ドラマ「陸王」が面白い。

2017-12-16 11:59:21 | 日記
十二月六日(水)晴れ。

日曜のドラマ「陸王」が面白い。若い頃に陸上競技をやっていたせいもあり、余計に興味深い。最初「陸王」と聞いた時に、その昔、一時代を築いたオートバイのメーカーの話かと思った。(陸王とは、かつて日本で製造販売されていたオートバイのブランドである。生産された車両は主としてアメリカのハーレーダビッドソンを源流としていた。陸王の生産に携わった企業は、幾度の買収や倒産を経たため数社に跨っている)「ウイキ」より。

それが、どっこい、足袋のメーカー(こはぜや)が開発したランニングシューズだった。その開発を巡る人間ドラマなのだが、毎週楽しみに見ている。足袋がいつごろから日本人が愛用したのかは、寡聞にて知らないが、近世になって、男は普段は黒、礼装には白をはくようになった。素足を人に見せるのを非礼とする風習が基本にあると言う。

夜は、新宿の焼肉店にて開催された、国防青年隊の忘年会に出席。終了後は、同志のお世話にて蒲田に転戦。しばらく飲んで帰宅。

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