三月一日(金)曇り。
朝は面倒なので、ローソンで買った「チン」するだけで食べられる「かき揚天そば」。「緑たぬき」の方が良かった。まあ何事も経験である。昼は、忙しくて、「メンチカツパン」一個。事務所の帰りに松原商店街へ行き、馴染みの魚屋で「マグロ」と「鰹」を買う。この時期の物はまだ「はしり」だが、何となく嬉しくなる。
最近の若い人は「脚気」(かっけ)という病気を知っているだろうか。子供の頃に、学校の身体検査や病院に行くと、足の届かない椅子に座らさられて、木槌で、足のお皿のすぐ下あたりをコツンとやられる。脚気でない人は、足がぴょこんと前に出る。これが正常な証拠。脚気の人は、足がむくみ、指で押すと、押された場所がへこんだままになる。私が、子供の頃には、近所のお年寄りには、この脚気の人が多く、中には死んだ人もいたと聞いた。
その頃は、皆が貧しくて食事時に副食がほとんどなく、おしんこに味噌汁、焼き海苔というようなメニューが多かった。お弁当も、辛い鮭が入っていれば上等で、魚ニソに煮豆、またはのり弁がほとんどだった。日本人にとって、お腹が一杯になると言うことは、白米を沢山食べることで、副食がなくとも、おしんこや焼き海苔で、軽く茶碗の二、三杯は食べていた。宮沢賢治の有名な「雨ニモマケズ」の一節に、「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」とあるように、四合のご飯を一日に食べていた。肉体労働者となると、七合、多い人は一升のご飯を食べたと言う。
脚気は、野菜不足、つまりビタミンB1不足からくる国民病だった。現在、我が家では、家族四人で一回に二合しかご飯を炊かない。副食が多い分、ご飯の量も少なくなる。よって今では、脚気になる人などほとんどいなくなった。夜は、ご飯をほとんど食べずに、刺身や野菜や鶏肉などで晩酌する。脚気にならない代わりにコレステロール過多となる。これも現代の国民病かもしれない>
朝は面倒なので、ローソンで買った「チン」するだけで食べられる「かき揚天そば」。「緑たぬき」の方が良かった。まあ何事も経験である。昼は、忙しくて、「メンチカツパン」一個。事務所の帰りに松原商店街へ行き、馴染みの魚屋で「マグロ」と「鰹」を買う。この時期の物はまだ「はしり」だが、何となく嬉しくなる。
最近の若い人は「脚気」(かっけ)という病気を知っているだろうか。子供の頃に、学校の身体検査や病院に行くと、足の届かない椅子に座らさられて、木槌で、足のお皿のすぐ下あたりをコツンとやられる。脚気でない人は、足がぴょこんと前に出る。これが正常な証拠。脚気の人は、足がむくみ、指で押すと、押された場所がへこんだままになる。私が、子供の頃には、近所のお年寄りには、この脚気の人が多く、中には死んだ人もいたと聞いた。
その頃は、皆が貧しくて食事時に副食がほとんどなく、おしんこに味噌汁、焼き海苔というようなメニューが多かった。お弁当も、辛い鮭が入っていれば上等で、魚ニソに煮豆、またはのり弁がほとんどだった。日本人にとって、お腹が一杯になると言うことは、白米を沢山食べることで、副食がなくとも、おしんこや焼き海苔で、軽く茶碗の二、三杯は食べていた。宮沢賢治の有名な「雨ニモマケズ」の一節に、「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」とあるように、四合のご飯を一日に食べていた。肉体労働者となると、七合、多い人は一升のご飯を食べたと言う。
脚気は、野菜不足、つまりビタミンB1不足からくる国民病だった。現在、我が家では、家族四人で一回に二合しかご飯を炊かない。副食が多い分、ご飯の量も少なくなる。よって今では、脚気になる人などほとんどいなくなった。夜は、ご飯をほとんど食べずに、刺身や野菜や鶏肉などで晩酌する。脚気にならない代わりにコレステロール過多となる。これも現代の国民病かもしれない>