白雲去来

蜷川正大の日々是口実

横浜「かっさい」の思い出。

2019-07-06 13:42:45 | 日記
七月五日(金)雨。

九州地方では記録的な大雨に見舞われ、多くの人が避難したと言う。台風でもないのに、この異常気象。これに地震でも起きたら目も当てられない。野村先生の句の、「嵐の夜 祖国悲嘆の天怖ろし」(『銀河蒼茫』夏の句)を思い出した。

止せばよいのに、昨夜、野村先生が、ヨコハマの知り合いのお店でカラオケを歌っている所を録画したDVDを見ながら、麦焼酎のレモン氷、ソーダー割を飲んでいたら止まらなくなった。写っているそのお店は今はないが「かつさい」と言うスナックだった。先生の若い頃の友人の実姉が経営しているお店で、先生が贔屓にしていた。写っている私がタバコを吸っているので昭和六十年頃だと思う。亡くなられた松本効三先生が歌を歌っている場面もあって、懐かしさに酔いが加わって気がつけばベロベロで深夜の三時。やっちゃったと思って布団に入った。

目が覚めたのは十時近く。当然の二日酔い。「数知れぬ過失は酒とともにありその酒抱きてけふも堕ちなん」。とは、亡くなられた阿部勉さんの歌だ。反省と心の中で十回ほど繰り返してから、起きたが、フラフラしていた。当然ながら一日仕事にならず。

夜は、志村馨君の計らいで、愚妻の誕生日の食事会を、志村君の自宅の近くの「酔園」という中華料理屋へ。松本佳展君と紗枝さんも合流。昨夜のことを忘れて、また飲んでしまった。あーあ酒だけは避けられない。

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参議院選挙か。

2019-07-06 13:05:58 | 日記
七月四日(木)雨。

午後に、知らない番号からの着信があり、出てみると同い歳の友人のご子息だった。何かと思ったら「Sの息子です。父が昨日心不全で亡くなりました。生前のご厚誼に感謝申し上げまして、ご連絡まで」。地元でお店をやっていて何度か顔を出したが、最近は道ですれ違う程度で、それほど濃い付き合いはなかったが、歳が一緒と言うこともあり、感慨深かった。ご冥福を。

今日から参議院選挙が告示された。一人区では、共産党を含めた野党五党派が共闘。政策も理念も違う政党が、単に選挙のためだけに共闘する。野合以外の何物でもない。こんなことでは、永遠に自民党には勝てないだろう。国体観(その国特有の国のかたちで、我が国の場合は、皇室を中心とした伝統と文化のかたち)も愛国心もない政党が、一体、どのような政治を目指すのだろうか。徴用工問題、慰安婦財団の解散に対して、抗議の声を挙げた野党があるのだろうか。自民党に反対する理由は、「日本を愛するがゆえ」。せめてこのぐらいのことを言って見ろ。

参議院選挙と言えば、どうしても平成四年の七月二十六日に行われた第十六回参議院選挙を思い出す。野村先生以下私たちには、文字通りの「夏の陣」だった。

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