白雲去来

蜷川正大の日々是口実

一触即発。

2019-07-13 14:33:27 | 日記
七月十一日(木)曇り。

朝から下の子供とハンバーグの朝食。スーパーで「タスマニアビーフ使用」と書かれていたものだが、まあ可もなく不可もなかった。それに目玉焼きを添えた。プラス、お椀サイズのチキンラーメン。昼は抜いた。夜は、清風楼の焼売、鶏手羽の蒸したもの、明太子。お供は「黒霧島」。

小さなきっかけで、重大な事態が起こるかもしれない危険な状態に直面していることの例えとして「一触即発」と言う言葉がある。正にアメリカとイランの情勢である。ホルムズ海峡が封鎖されたり、危険な状態になったならば、日本の経済は大変なことになる。米国のダンフォード統合参謀本部議長が七月九日、ホルムズ海峡の安全確保などを目的とする有志連合を結成すべく、関係国と調整していると明らかにした。日本政府も打診を受けたとされる。日本はこれにどう対応すべきなのか・・・。

日本も正念場だ。現憲法下で海上自衛隊の警備出動が難しいのならば、憲法を改正すれば良い。ホルムズ海峡は、日本の生命線。そこに旭日旗をはためかせた海上自衛隊の船がいる。皮肉にも、これこそ本当の「護衛艦」ではないか。

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太陽がいっぱい。

2019-07-13 13:48:19 | 日記
七月十日(水)晴れ。

久しぶりの青空、太陽が眩しいが、まだ真夏の力強い輝きには及ばない。「太陽」と書くと、その昔に見たアランドロンが主演した『太陽がいっぱい』と言う映画を思い出す。私が、初めてレコードを買ったのは、その映画の主題歌のサントラ版だった。伊勢佐木町の七丁目にあった「美音堂」というレコード店。母から誕生日のプレゼントとして、ポータブルプレイヤーを買ってもらい、レコード店へ走った。私は中学の一年生だった。「太陽がいっぱい」のロケ地は、イタリアのナポリ湾にあるイスキア島。カプリ島には、野村先生のお供で行ったことがあるが、イスキア島には行ったことがない。またイタリアを巡ってみたいとは思うのだが・・・。

はっきりした日付は分からないが、野村先生の『銀河蒼茫』の夏の「俳句日記」に、「はげしかった昨夜来の雨は小気味よく晴れ上った。昼少し前、何気なく空を見上げると純白の夏雲が見事に聳えていて、その輝々きはまばゆいばかりだった。颱風が近いせいか真青な空だ。私は鉄格子に頬を寄せて、暫時放心してその夏雲に見惚れていた。快晴。午後より暑し」とある。今日の青空は、先生の見た青空と似ているだろうか。

群青の会の大熊雄次氏より「朝顔」が届いた。入谷の朝顔市のものだと思う。この朝顔市は懐かしい。昭和六十二年の夏、ちょうど入谷の朝顔市の時に、北海道へ渡った。野村先生の獄中句集『銀河蒼茫』には、「朝顔」を詠んだものが三句ある。
 
競い咲くどの朝顔も機嫌よし。
朝顔や 母への思慕は人にはいはず。 
われに憤怒 あれども涼し紺朝顔。

愚妻と、京急の井土ヶ谷駅の近くにある焼肉屋へ行った。日韓の貿易摩擦?があるにもかかわらず、またウイークディなのに焼肉屋は満席だった。

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