白雲去来

蜷川正大の日々是口実

しんじつよい雨が降る。

2019-07-19 14:11:44 | 日記
七月十六日(火)雨。

山頭火の句に「しんじつよい雨が降るいちじくの実も」というものがある。『山頭火の秀句』(上田都史著・潮文社)のその句の解説には、「イチジクと雨はつきものである。梅雨の湿度の多い中で、一雨ごとにイチジクの実は育っていくように思える」。そう言えば、私が子供の頃には、街中には随分とイチジクの木があった。しかし最近は、ほとんど見かけない。遊びに行った時など、イチジクの実が熟れているのを見つけると、取って食べたものだ。サクランボやビワや柿に野イチゴなど、どこにあって、どこにある物が美味しいかを知っていて、季節のおやつ代わりにしていた。

メロンに似た黄色いマクワウリと言うものがあって、メロンなど食べたことのない子供の頃は、良くそれを食べた。タライに水を入れた中で冷やして食べるのだが、アパートの庭にスイカやブドウを冷やしておいても誰も取る者はいなかった。貧しかったが、アパートに住んでいる人のすべての顔が分かり、人情が厚かったような気がする。夏の風物詩であった、金魚売りや風鈴売りを見かけなくなってどのくらい経つのだろうか。当たり前の話だが、どんどん昭和が遠ざかって行く。

夜は、月に一度の仲良しさんたちとの飲み会を本牧でスナックを始めた友達の店で行った。思い出話に花が咲き飲んだビールが五万本。という歌があった。その後関内に転戦してから帰宅。

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日米安保もシーレーンの防衛も正論である。

2019-07-19 13:26:36 | 日記
七月十五日(月)雨。海の日。

梅雨が明けないので仕方がないかもしれないが、天気の悪い日が続いている。祭日だと言うのにニュースでは湘南や三浦の海に人影はまばらである。朝食は野菜の煮天丼、温そば。昼食は無し。夜は、カツオ、めんたいこ、鶏肉と大根の煮物、レタスのサラダ。

日本のメディアはトランプさんのダーティーな所ばかりを報道するが、良い所は一つもないのだろうか。好き嫌いは別として、良いことの方が上回っているからこそ、彼を支持する人が大勢いて今がある。ニュースで知る限りにおいては民主党には、これと言った対抗馬がいない。このままではトランプさんの再選もありうるかもしれない。

トランプさんは、不動産事業を主にする実業家であるから、国家の経営というものの原点は、損か得かで考えているのではないかと思っている。日本にも、たまに辛辣なことを言うことがあるが、こと防衛問題ではほぼ正論であるから耳が痛い。日米安保の互恵平等化や海上交通路の防衛も「有志連合に参加せよ」とアメリカに言われる前に、考えなければ。段々厳しい状況に晒される。しかしこれが世界の現実でもある。

新しい機関誌の第一稿が上がった。これから忙しくなるぞっと。

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