白雲去来

蜷川正大の日々是口実

一度、「ヌキ」と注文してみたい。

2019-07-29 15:10:34 | 日記
七月二十五日(木)晴れ。

久しぶりの太陽が眩しい。天気の良い日は、朝食も美味しい。メニューは、クリームコロッケ、目玉焼き、冷食の鶏のから揚げ(初めて食べたが、可もなく不可もなかった)にキャベツの千切り添え。昼は、冷やし中華。夜は、酔狂亭にてカツオ、煮カツ、ナスと豚肉炒め。お供は、「佐藤」の四号瓶。

蕎麦が好きだ。と言っても温かい蕎麦は、それほどこだわりはなく、いわゆる「駅そば」でも十分である。冷たい蕎麦は、やはり、美味しい所と、それほどでもないお店と差がある。蕎麦屋で酒を飲むことを教えてくれたのは、亡くなられた元楯の会の阿部勉さんだ。この人の蕎麦屋で日本酒を飲む姿はとてもサマになっていた。横浜にも好きな蕎麦屋が何軒かあるが、どうもキザに聞こえそうで、一度も注文しことが無いのが「ぬき」である。日本ペンクラブがまとめ、椎名誠選の『麺と日本人』(角川文庫)に山口瞳が「浅草・並木の鴨なんばん」という文章を書いて、「ヌキ」について触れていて興味深く読んだ。

「並木の藪へ行くと、それが冬時分であったら、まず、鴨南蛮のソバ抜きを注文する。これを鴨ヌキという。春とか秋とかには、天ぷらそばのソバ抜き、つまり天ヌキを頼む。黙っていても酒が出てくる。『蕎麦屋の酒が一番うまい』のだから仕方がない。並木の藪は菊正宗の樽だ。ツキダシ(関西ではアテと言う)は固く練ったミソ。鴨ヌキで飲む酒がいい。スープで酒を飲むのがもっともうまいし、体にもいいと私は信じている。ちょっと酔ったなというあたりで、もりそばを注文する。一枚か二枚。二枚という時が多い」。

一度やってみたいが、どうも照れ臭い。

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市民団体って何だ。

2019-07-29 14:22:22 | 日記
七月二十四日(水)曇り。

子ども向け乗り物図鑑の『はたらくくるま』(講談社)と言う本が、戦車など自衛隊特集が「不適切」と市民団体から指摘を受けて増刷中止となった。というニュースを見た。「不適切」と指摘した「市民団体」というのは、一体どういう団体なのだろうか。「市民団体」をウイキで調べてみると、「市民団体とは市民が自分たちの利益向上、生活向上などのために団結して運動を起こしたり社会の上層部などに訴えかける事により社会を動かす事(社会運動)を目的とした団体。非政府組織、非営利団体とも重なる点が大きい」。

しかし、自衛隊に関してあらゆることにイチャモンをつける「市民団体」と言うのは大体、共産党や左派系の団体の隠れ蓑であることが多い。横浜市でも、市や区の主催するイベントに自衛隊や米軍の音楽隊などが参加しようとすると、必ず主催者に抗議をするのが、この「市民団体」である。一生懸命に、国家と国民を守るために活動している自衛隊の戦車や装甲車だってりっぱな「はたらくくるま」ではないか。ちょっと抗議をされたからと言って『はたらくくるま』という子供向けの本の増刷を中止した講談社も腰砕けだが、どんな、またどこの「市民団体」から「不適切」という指摘を受けたのか、公にして貰いたいものだ。これだって「言論弾圧」ではないのだろうか。

ネットで、「グリルマツト」というものを買った。魚を家のグリルで焼くと、くっついてしまいきれいに焼けないことがしばしばあった。特に私の好きな「笹カレイの干物」や「粕漬」などは、網にくっついてしまい、ボロボロになって食欲が失せる。そこで「グリルマット」を買って使用したら、本当にきれいに焼けて、くっつかない。今朝も、そのマットで、カレイの干物を焼いた。他は、筋子、茶わんヌードルの朝食。昼は、筋子のおにぎり一つ。夜は、友人と自宅近くの「浜一」で一献。

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