白雲去来

蜷川正大の日々是口実

祝、皇国の春

2020-01-01 22:33:42 | 日記
令和二年一月一日(水)晴れ。

新年明けましておめでとうございます。新年が皇国はもとより、この拙いブログを読んで頂いております皆様にとりまして佳い年でありますことを心からご祈念申し上げます。今後とも、旧に倍しまして、ご指導とご鞭撻のほどを伏してお願い申し上げます。

八度に起床。玄関に国旗を掲げ、皇居を遥拝。ご皇室の弥栄と両陛下のご健康をご祈念する。

食事をとらずに、家族全員で伊勢原行き。志村馨君と息子さんが先着していて先生のお墓を掃除していた。私たちは、両親のお墓を清掃し、手を合わせる。大熊雄次、松本佳展の両氏が到着。全員で先生のお墓と、昨年亡くなられた正田秀幸さんのご遺骨が分骨されている「道友・有縁者之墓」に手を合わせた。

その後、新横浜の古刹、三会寺に向かい、平成の十八年に亡くなられた後輩の板垣哲雄君のお墓に行き、清掃の後に手を合わせご無沙汰を詫びた。

終了後は、中華街の北京飯店にて昼食。帰宅後は、のんびりと風呂に入り録画しておいた「ニューイヤーズ駅伝」を堪能。旭化成とトヨタの死闘が凄かった。旭化成に軍配が上がる。

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霜鬢(そうびん)明朝又一年。

2020-01-01 22:33:42 | 日記
十二月三十一日(火)晴れ。

大晦日である。七時前に起きて、何とか今年のブログは今年中に更新しようと思ってパソコンに向かう。別に、このブログを書いたからと言って何がある訳ではない。しかし、このブログを通じて友人となったり、『燃えよ祖国』の読者になった方もいる。正に塵中に人あり。である。

大晦日になると、必ず浮かぶのが、唐詩選の中にある高適(こうせき)の「除夜作」という漢詩である。

 旅館の寒燈に独り眠らず 
 客心何事ぞ転(うたた)凄然 
 故郷今夜千里に思う 
 霜鬢(そうびん=霜がおりたような白髪)明朝又一年

大晦日の夜は、この詩と網走の独房で学んでいた若い時のことが思い出されてならない。正に、霜のように白くなった髪、明日の朝は、又一つ年をとる。

夜は、仲良しのご夫妻が来訪して、年越しの一献会。お互いに肴を持ちより、一年を回顧しての酒。年が明けてすぐに寝落ちしてしまい解散。

野村先生の獄中句集『銀河蒼茫』の「冬の句」に、「十二月三十一日、大晦日のみ囚人全員に入浴の恩典あり、一句」。と題して、ゆく年の湯上り羅漢となりました。がある。

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