白雲去来

蜷川正大の日々是口実

不思議な寒中見舞い。

2020-01-17 13:24:03 | 日記
一月十六日(木)晴れのち曇り。

天気予報では、良い天気なのは、午前中だけで、午後から曇りとなる。と言っていたが、正にその通りで、昼を過ぎたなら、太陽が雲に隠れて、あっという間に灰色の午後となった。むむむ天気予報おそるべし。

遅い朝食は、カマスの干物、筋子、白菜のおしんこに大根の味噌汁。昼は、菜香のちまき。夜は、ホタテのアヒージョ、山芋の「だし昆布つゆ」漬け、菜香で買った「焼豚」のネギ和え(薄く切った焼豚とネギをゴマ油、味の素、醤油で味付けしたもの)

そういえば、どなたからか「寒中見舞い」を頂いた。「どなたからか」書いたのは、私宛であることは間違いないのだが、とこの誰だか、何も書いてないのだ。まあ故意ではないだろうが、正直言って気味が悪い。まさか「不幸の寒中見舞い」ではないだろうが、困ったものだ。

頂いた年賀状や暑中見舞いを捨てられずにいる。「はがきホルダー」に入れて事務所に置いてあるのだが、整理が悪くて、一ケ所にまとめてない。十年以上は確実にあるのだが、どこにどの年のものが・・・。ちゃんとしなければと常々思ってるのだが。考えてみれば鬼籍に入られた方からのものも多い。そのうちに、そういった方の年賀状を、「会者定離集」としてまとめてみようと思っている。


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孤 舟 蓑 笠 翁(こしゅうさりゅうのおう) 。

2020-01-17 12:18:16 | 日記
一月十五日(水)雨のち曇り。

知り合いから白菜を頂いた。この時期の白菜はとても美味しい。納戸から漬物専用の容器を出して、昆布やリンゴの皮、塩、唐辛子を挟んで漬けた。明日には「早漬け」のものが食べられる。楽しみである。白菜漬けと言えば、有名な「山東菜」があるが、最近ではスーパーなどではほとんど見かけなくなった。

朝食は、筋子、家族のお弁当の残りの「鳥スキ」にもやしの味噌汁。昼は、「ちまき」。夜は、古いおつきあいをさせて頂いている友人と、今年初めての「浜一寿司」へ。刺身の盛り合わせと、銀だらの西京漬けを肴に「黒霧島」を「お湯割り」にして恐る恐る飲んだ。正月以来体調が余り良くないので、「焼酎リハビリ」と言ったらお店の人たちが笑っていた。

そういえば、札幌の社友の梶浦直樹君は、ここ数年釣りに凝っていて度々彼のフェイスブックにその釣果をアップしている。しかし、この時期の夜釣りである。横浜だって寒いのに、彼が住んでいるのは札幌。おそらく零度を下回る夜中に良くやるなぁー。というのが素直な感想である。私も釣りは好きだが、向こう合わせの「投げ釣り」はしない。堤防での「ふかせ釣り」専門てある。といってももう十年ほど釣行していない。愚妻が値段を聞いたなら目を三角にして怒り出すような黒鯛専用のカーボンロッドやリールをいくつも持っているが、文字通りの宝の持ち腐れ状態となってる。

先日、家族で「バーミヤン」にて食事をした。何気なしに壁を見たら漢詩が飾ってあった。「孤舟蓑笠翁」、と「独釣寒江雪」が対になっているものだ。唐代の政治家、柳宗元の『江雪』という漢詩の一節で私の好きな詩でもある。ちなみに「江雪」とは、川に降る雪を表現している。

孤 舟 蓑 笠 翁
小船の上では、蓑笠をかぶった老人が
独 釣 寒 江 雪
雪の降る寒い川で、たった一人で釣りをしている

老婆心ながら、その漢詩と梶浦君がダブって、ふと風邪をひかなれければ良いのだが、と思った次第。

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