白雲去来

蜷川正大の日々是口実

先輩の墓参へ。

2020-02-24 13:13:29 | 日記
二月十六日(日)曇り。

ぼやーっとしていても確実に月日は流れる。少年老いやすく学なり難し、か。老い易く、どころかもうすでに立派な?前期高齢者である。建設的なことを何もせずとも腹は減る。鶏のから揚げ、キャベツの千切り、生わかめの味噌汁に白菜のおしんこ。昼は抜いた。

今日は、平成十年の二月の十六日に亡くなられた先輩の山崎邦雄さんのお墓参りに、共通の友人たちと出かけた。このメンバーでの墓参はもう十年以上続けている。元ドリームランドという遊園地だった跡地の一部が市営の墓地となった。そこに山崎先輩は眠っている。それぞれが手を合わせてご無沙汰を詫びた。その後、新横浜駅近くにあるお寺へ。そこには私の後輩の板垣哲雄のお墓がある。私は正月に来たばかりだが、友人たちは一年ぶり。お墓を掃除して花と線香を手向けた。

伊勢佐木町の「敦煌」という中華料理屋で直会。このお店は、お世話になった中華料理の横浜のマイスターである鄭さんに紹介されたお店だ。その鄭さんも数年前に亡くなられた。年年歳歳、花相似たり。歳歳年年、人同じからずやか。

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私にとっては今でもアイドルだ。

2020-02-24 12:41:54 | 日記
二月十五日(土)曇り。

昨日、愚妻にチケットを取ってもらい山下公園の前にある神奈川県民ホールにて行われた「夢グループ」主催の「橋幸夫と歌の仲間たち」というコンサートに行った。愚妻は気に入った歌手が出るときにたまに行っているようだが、私は初めてである。第一部は、橋幸夫、伊東ゆかり、三田明、牧村三枝子、金沢明子、門倉有希の六人。

案内が来た時のチケットはA席が五千円だった。演歌のコンサートに行く気はなかったので、ふーん。という感じだったが、次に案内が来たときは二千円にダウンしていた。おそらく空席が多かったのだろう。二千円ならば行ってみようかという気になって出かけた。席は二階の一番前、まあまあで二千円ならば文句は言えない。

一番感動したのは、伊東ゆかりだった。「恋のしずく」や「小指の思い出」を生で聞いていると、若かった頃のことがその歌と伊東ゆかりに重なり、感動している自分に驚いた。彼女は確か四曲歌った。考えてみれば一曲五百円である。安いものである私が高校生の頃のトップアイドルだった彼女が、あれから五十年余が過ぎてお互いに歳をとったが、私にとってはアイドルのままの彼女がいる。

終了後、県民ホールの三階の大きな窓から外を見ると、曇っていたせいもあって山下公園が大きなモノクロームの絵のようになっていた。余韻にひたりながら会場を後にし、愚妻と久しぶりに中華飯店へ寄り杯を重ねた。伊東ゆかりのディナーショーでもあったならぜひ行ってみようと思った。

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