白雲去来

蜷川正大の日々是口実

マスク不足の解消法。

2020-04-10 11:04:13 | 日記
三月二十九日(日)春の雪。

桜隠しの雪。と言う言葉のあることを知った。この時期に雪である。白居易の「夜雪」の一節、「夜 深(ふ)けて 雪の重きを知る 時に聞く折竹(せつちく)の声」。「折竹の声」とは、雪の重さに耐えかねて竹の折れる音という意味である。これほどではないが、コロナでもなければ、寒いのを我慢して、熱燗をポットに入れて番傘でもさして花見に出るのだが・・・。

相変わらず、マスクが不足している。一案がある。全国の刑務所でマスクを生産させたら良いと思う。ミシンを使う工場などほとんどの刑務所にあるし、マスクを製造する機械を一日も早く設置して、全国の刑務所で作らせる。受刑者のためにもなる。刑務所には、「仕事」を受注するのに苦労していると聞く。千載一遇のチャンスではないか。マスクの製作にあたって受刑者がこの時期に「社会に貢献している」という意識を持つようになり一石二鳥である。刑務所の製品と聞くと、馬鹿にする人がいるかもしれないが、一流デパートの買い物の袋から、剣道の防具、家具類、高級桐箪笥なども刑務所で作られている。普段、皆さんが使っている家庭用品にも刑務所で作られているものが沢山ある。当然ながら作業製品の信頼度は高い。誰か法務大臣に伝えてくれまえか。

夜は、酔狂亭にて、手羽餃子、鶏のから揚げ、きんぴら。お供は「さつま」。



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