白雲去来

蜷川正大の日々是口実

蛇の目にコウモリ。

2020-04-28 16:54:06 | 日記
四月十八日(土)雨。

雨である。子供の頃に歌った唱歌に「雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目でお迎え 嬉しいな」の「雨ふり」がある。この歳になっても、雨を見るとこの歌が浮かぶ。今の子供に「蛇の目」と言ってもほとんど分からないだろう。意味は、石突(いしづき)を中心に、中を白く周辺を黒・紺・赤などで太く輪状に塗って、蛇の目模様を表した紙製の雨傘。江戸時代から広く用いられた。つまり、ヘビの目のように太い輪の形をした図形。また、その形の紋所の名。

昔は、「蛇の目」と言えば、傘の代名詞だった。その後、傘が竹の骨組に紙を貼ったものから、金属製の骨組みに布を貼った物になり、総じてほとんどが黒色であったことから、まるでコウモリが羽を広げた形に似ていることから、傘のことを「コウモリ」と呼ぶようになった。最も、今では、蛇の目もコウモリもほとんど死語となった。また雪の降る日に、人の家に入った時など、傘に積もった雪を下駄の歯で落とす仕草など映画でも見られなくなった。

朝は、サバの文化干しに大根おろし添え、ボイルウインナー、わかめの味噌汁。昼は、フクイの野菜カレー。夜は、久しぶりに「焼き丸君」を使って焼肉にした。キャベツの千切りに、カニカマを入れてマヨネーズで和えた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウイルスに貴賤の隔てはない。

2020-04-28 16:20:42 | 日記
四月十七日(金)晴れ。

3・11の東北大震災の折、原発事故に伴い、スタコラサッと海外へ避難したお金持ちが多く、羽田や成田でチケットの取り合いでけんかになった。というニュース、いや記事を読んだことがあった。また父親を知らぬ子を連れて沖縄に逃げた、いや避難した歌詠みもいたという。しかし、今回のコロナ禍は、貴賤の差がなく国内どころか、国外に逃げようもない。ウィルスは等しく脅威となっている。

そんなウィルスに怯える朝の食事は、テレビで見たローソンの冷食の麻婆豆腐(ちょっと量が少なかったが60点)、ウエイパーを使って卵スープ。昼は抜いた。夜は、手羽先の蒸し物、レタスをさっとボイルして、ごま油に醤油を少量かけたサラダ、ポークソテーにスライスマッシュルーム。お供は、「黒霧島」。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする