沖縄慰霊の日。

六月二十三日(火)晴れ。沖縄慰霊の日。

沖縄慰霊の日か。八年前の六月に、弊社の社友や友人らとともに沖縄の祖国復帰四十周年を記念して「戦跡慰霊巡拝団」を組織して沖縄に行った。沖縄には何回行ったのか・・・。恐らく十回は超えていると思う。初めて沖縄の地を訪れたのは、昭和五十七年(1982)の七月のこと。犬塚博英先輩を団長として沖縄祖国復帰10周年を記念した「戦跡慰霊巡拝団」の一員として参加した。その折の写真を見ると、北上清五郎、伊達宗義の両先生や、追悼講演をして頂いた、中村武彦先生、駒場さん、板垣哲雄君、沖縄の責任者であった松田昌雄さんや大野康孝さんらが幽明境を異にしている。あらためて三十八年と言う歳月の流れを実感している。

当時、亡くなられた大野康孝さんが沖縄の護国神社に奉仕なされていて、案内役をして頂いた。私は、この旅をきっかけにサイパン、テニヤン、そして再度の沖縄への慰霊巡拝を行うようになった。いずれは、激戦地ペリリュー島への慰霊を行ってみたいと思っている。

そういえば、「風の会」の選挙の折には、やはり亡くなられた安岡力也さんを沖縄にお連れしたことがあった。車が渋滞して飛行機に間に合わず、一便遅れて沖縄入りし、力也さんがずいぶんと恐縮していたことが懐かしい。那覇の公設市場の二階で一杯やりたいものた。※写真は八年前のもので、沖縄護国神社にて。先月亡くなられた古谷さんの元気な姿がある。