白雲去来

蜷川正大の日々是口実

イントロだけで泣けてくる映画。

2020-07-29 13:47:10 | 日記
7月14日(火)雨のち曇り。

のんびり起きたので朝食は抜いた。昼は、野菜たっぷりの「タンメン」。夜は、焼きそば、冷食の「王将の餃子」、鶏肉の塩焼き。お供は「黒霧島」。

昨日のブログで映画のことに触れたが、その映画の主題歌のイントロを聞いただけでウルっと来る映画がある。ソフィア・ローレンが主演した『ひまわり』である。イントロと同時に、画面いっぱいに映る「ひまわり」の群生が浮かんでくる。

第二次大戦後のイタリア。戦争へ出征して行方不明扱いになった夫の消息を確かめるため、役所へ通い続ける女性がいた。戦時中、ナポリに住む娘ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアフリカ戦線行きを控えた兵士・アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は海岸で出会い恋に落ちた。

戦争が終わりミラノの駅で帰還兵を待つ家族たちの中で、アントニオの写真を兵士たちに見せながらジョバンナは手掛かりを探していた。そんな中で彼女は、過酷なロシア戦線でアントニオと行動を共にしていたという一人の兵士に出逢うが、力尽きて雪の中に倒れたアントニオを見たのが最後だったと男は語り去っていった。ジョバンナはアントニオの生存を確かめるためソ連へと旅に出た。かつて戦場だった街でアントニオの写真を見せて回るジョバンナだったが消息は掴めない。列車で案内された村には果てしなく広がるひまわり畑があり、その下にはイタリア、ソ連、ドイツの戦死者たちが無数に眠っているという。そして数え切れないほどの墓の前に立っても、アントニオの死を信じようとせず、ジョバンナは夫の行方を捜し続けた。

諦めずにアントニオを探し続けている中、小さな村の駅に降り立った彼女は、アントニオの写真を見た人から一軒の家を紹介される。そこにはロシア人女性のマーシャと幼い女の子が暮らしていた。二人の暮らしを眺めている内にジョバンナは涙を流す。そしてマーシャは、戦時中に雪の中で息が途切れかけているアントニオを助けたと、覚束ないイタリア語で話した。やがて遠くから汽笛が聴こえ、マーシャはジョバンナを駅に連れて行く。次々と汽車から降りる人たちの中にアントニオの姿があった。互いに目があったもののジョバンナはそのまま汽車に飛び乗り泣き崩れた。

イタリアに帰ったジョバンナは運命のいたずらに嘆き悲しむ日々を送る。一方で苦悩の末にアントニオはマーシャの許しを得てミラノに向かう。ためらいながらも再会した二人だったが、ジョバンナにも新しい夫と子供が居る事を知ったアントニオは、ソ連に帰ることを決心する。翌日、汽車に乗るアントニオをジョバンナが見送りに駅へ訪れた。戦争中に出征する夫を見送った同じホームに立ち、再びジョバンナは別れの列車を涙で見送った。(MIHOシネマ)

切なすぎて、最近では見る勇気がない。






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DVDの整理。

2020-07-29 13:12:46 | 日記
7月13日(月)曇り。

朝食は、マグロのみそ漬け、おしんこ、アサリの味噌汁。昼は「つた金」の「焼のり」を使ったおにぎり一個。夜はザーサイと豚肉炒め、ペンネのボロネーゼ合え、レタスともやしのナムル風サラダ。お供は「黒霧島」。

朝食後は事務所へ。山ほどある趣味のDVDを適当に入れておいたが、ジャンル別に整理した。邦画・洋画の「戦争映画」、個人的に好きな「邦・洋画」、「群青忌」関係の写真CDとDVDや素材。趣味の「ドキュメンタリー」(主に昭和史関係)、オールデイスなどの「音楽関係」、阿形先生から頂いている「資料DVD」、その他、我が家の旅行、個人的な写真や動画のデーターを入れたDVD、『燃えよ祖国』の読者プレゼントのDVD。夕方までかかってしまった。

今度、『燃えよ祖国』の読者に「好きな邦・洋画」を五作品選んでアンケートを取ってみたいと思っている。「民族派・保守はこんな映画を見ています」といったもの。順番を付けるのではなく、あくまで「好きな」映画を五作品書いてもらう。楽しそうと思うのですが。

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