白雲去来

蜷川正大の日々是口実

暴露本も結果は応援本。

2020-07-09 14:26:44 | 日記
六月二十九日(月)晴れ。

後出しジャンケンのようで申し訳ないが、都知事選は小池百合子が圧勝。前回を上回る三百六十六万票を獲得した。週刊誌や一部夕刊紙のネガティブキャンペーンや知事選の直前に発売された暴露?本の『女帝』も何するもので、圧倒的な強さを見せた。国民、いや都民もアホではなく、宇都宮健児や山本太郎の「正体」を知っていて彼らを忌避したのに違いあるまい。

『女帝』も、書店に平積みされていれば、あの表紙だけでも読まない人にとっては小池の選挙ポスターのように見えていたかもしれない。結果、暴露本も応援本となってしまった。しかし、赤の宮ではなかった宇都宮、山本、小野の三人の票を合わせても小池に届かないというのは笑える。問題山積の都政だが、前記の「団子三兄弟」の誰かが小池に代わったとしても、小池以上の手腕があるとは到底思えない。

私は一面識もないが、桜井誠氏は善戦したと思う。マスコミに全く無視された(団子三兄弟と立花何某以外の他の候補者もそうだが)結果の十八万票は大したものだ。もし、団子三兄弟と立花何某と同じくらいの露出があったのならば、楽に三十万票は超えていたかもしれない。次の選挙(出るとしたら)マスコミも今回のように無視を決め込むことはできないだろう。単に当選するために大衆受けする政策を掲げる既成政党の候補者よりも、この混迷の時代に歯に衣着せずに本音で戦う人を多くの国民は求めているのかもしれない。

一日自宅にいた。自粛と言えば聞こえが良いが、老人性デブではなかった出不精なだけ。食欲だけはあるのだから始末が悪い。朝食はサバの文化干し、ハムエッグにしじみの味噌汁。昼は抜いた。夜は、手羽餃子、鶏のから揚げ、レタスともやしの韓国風サラダ。お供は「黒霧島」。

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