白雲去来

蜷川正大の日々是口実

友情と送別。

2022-06-18 16:55:53 | 日記

6月13日(月)曇り。

朝食は、サンマの干物、たらこ、新玉ねぎの味噌汁。昼は抜いた。夜は、冷食の「浜松餃子」、ピーマンとタケノコ炒め、タケノコのから揚げ。黒霧島をお供に酔狂亭にて独酌。

良き友には三通りの人がいて、まず物くれる人、次は医者、もう一人は知恵ある人。と言ったのは兼好法師。ナルホドとは思うが、言葉にするといやらしく感じる。兼好法師様はあまり友達に恵まれなかったのかもしれない。私は、一緒に酒を飲んで楽しい人が一番かな。心で思っていても「物くれる人が一番」とは言えない小心者なのだ。

「唐詩」には、男同士の友情、つまり左遷されたり従軍する友との送別、望郷の詩が多い。それが昔から日本人の琴線に触れ、愛されて来たのではないか。白楽天が、ある事件によって江州の司馬(副知事並みだが閑職だったという)に左遷されたときに、親友の元稹(げんじん)が病床にありながら「白楽天が江州の司馬に左遷されるるを聞く」と題した七言絶句を作って送った。友を想うこの詩が好きだ。

また恐らく「送別の詩」として日本人に良く知られているのは王維の「渭城の朝雨 軽塵を潤し」で始まる「元二の安西に使いするを送る」ではないだろうか。こんなことを書くと、よほど漢詩を勉強しているように思われるかもしれないが、正直言って私の漢文の理解など中学生以下である。


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今週二度目の葬儀へ。

2022-06-18 16:55:53 | 日記

6月12日(日)晴れ。

夏日となった。10時過ぎに志村馨君来訪。正午より久保山の斎場で行われる野村秋思想研究会の小林民三氏の葬儀に出席。金曜日に続いての葬儀である。斎場には、随分と久しぶりに会う人も多く、亡くなられた方を中心にして友人、知人が集う。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからずや。お骨揚げをして解散。駐車場を出た途端に雷と共に雹と車のワイパーも効かないくらいの雨。正に涙雨か。享年91歳。合掌。

志村馨君を送って、愚妻と「バーミヤン」にて食事。夜は、紅鮭とタラコを肴に酔狂亭にて独酌。


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