白雲去来

蜷川正大の日々是口実

香港のこと。

2022-06-19 14:45:55 | 日記

6月15日(水)小雨の一日。

今日は、午後から私が役員の末席を汚している大行社の役員会議があって上京。昨日、中華街に読みかけの本を忘れてきてしまったので道中のお供は『松本連隊の最後』(山本茂美著・角川新書)。会議は3時半に終了。5時より六本木のパームにて一献会。二時間ほど飲んで解散。同志に自宅まで送って頂き恐縮する。

そういえば、昨日、中華街の「安記」のある路地の「香港路」に立っていると、どうしても本場の香港へ行った時のことを思い出す。香港へは二度行ったが、いずれも返還前で空港も新しい場所に移る前のスリリングな啓徳空港だった。香港に初めて行った、というよりも香港が私にとって初めての海外旅行で、平成三年の十二月で四十歳の時だった。先生のお供をして連れて行って頂いた香港で飛行機はキャセイパシフィック。ホテルは、九龍のシーサイドにある「リージェント」。成田空港に行った時に、「北ウイング」の表示を見て、中森明菜さんの同名の歌がオーバーラップした。

トランクもレンタル、初めて取得したパスポートを持って、香港に着いた時は、感激したものだった。この頃は、飛行機は禁煙ではなかった。いい時代だった。それから、様々な国へ、随分と旅をしたが、成田空港に行くと、明菜ちゃんのその曲が、今でも脳裏を巡る。しかし残念ながら、まだハワイの地を踏んでいない。いつかは、パールハーバーを訪れてみたいと思っている。※写真は初めて行った香港にて。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更に尽くせ一杯の酒。

2022-06-19 14:07:05 | 日記

6月14日(火)雨。

御前11時半。中華街は香港路の前で、花房東洋先輩一行と待ち合わせ。平日のそれも雨模様なのに中華街はそれなりに人が多かった。老舗の聘珍楼が倒産し大きな話題になったが、お店にはシャッターが下ろされて敷地にもバリケードが。人間もお店も元気な時は良いが、こうなってしまうとただの廃墟でしかない。寂しいものだ。

中華街も最近随分と様変わりした。聘珍楼だけではなく、老舗と言われた天外天や白楽天、華勝楼、均元楼などがここ数年で閉店、またはオーナーが変わった。目につくのは新しい「食べ放題」のお店。中華街の中では「安記」のある香港路が昔の中華街の面影が残っており一番風情がある。写真を撮るならここが一番。また本場の香港を思い出す。

花房先輩一行三名とお店に入る。まずはビールで乾杯。その後、紹興酒に換えて「モツ皿」「レバ皿」「イカとインゲン炒め」を肴にごあいさつ代わりの一献会。珍しくお粥を食べずに、「中華飯店」へ転戦。

中華飯店では、ここのお店の名物の「モツ炒め」「蒸し鶏」「焼売」を肴に芋焼酎を。野毛にある「もみぢ」にてどら焼きを買いたいという寿美乃姐さんのリクエストで野毛に。ここまで来たらもう一軒と桜木町駅前にあるぴおシティーの地下の「すずらん」へ。花房先輩と、急ぎ働きのハシゴ酒をするのは随分と久しぶりのことだ。お互いに古希を過ぎた体。大事をとって解散。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする