6月15日(水)小雨の一日。
今日は、午後から私が役員の末席を汚している大行社の役員会議があって上京。昨日、中華街に読みかけの本を忘れてきてしまったので道中のお供は『松本連隊の最後』(山本茂美著・角川新書)。会議は3時半に終了。5時より六本木のパームにて一献会。二時間ほど飲んで解散。同志に自宅まで送って頂き恐縮する。
そういえば、昨日、中華街の「安記」のある路地の「香港路」に立っていると、どうしても本場の香港へ行った時のことを思い出す。香港へは二度行ったが、いずれも返還前で空港も新しい場所に移る前のスリリングな啓徳空港だった。香港に初めて行った、というよりも香港が私にとって初めての海外旅行で、平成三年の十二月で四十歳の時だった。先生のお供をして連れて行って頂いた香港で飛行機はキャセイパシフィック。ホテルは、九龍のシーサイドにある「リージェント」。成田空港に行った時に、「北ウイング」の表示を見て、中森明菜さんの同名の歌がオーバーラップした。
トランクもレンタル、初めて取得したパスポートを持って、香港に着いた時は、感激したものだった。この頃は、飛行機は禁煙ではなかった。いい時代だった。それから、様々な国へ、随分と旅をしたが、成田空港に行くと、明菜ちゃんのその曲が、今でも脳裏を巡る。しかし残念ながら、まだハワイの地を踏んでいない。いつかは、パールハーバーを訪れてみたいと思っている。※写真は初めて行った香港にて。