白雲去来

蜷川正大の日々是口実

自宅近くに日露戦争の顕彰碑があった。

2010-08-01 12:11:26 | インポート

七月尽(土)晴れ。

 朝六時起床。今日から一週間、下の子供が、通っているスポーツ教室の合宿で出かける。早めに起きて、朝食や弁当作りに励んだ。八時前に、子供を集合場所まで送って行く。

 

 家に帰れば、上の子供は部活、愚妻は仕事に出て、家には私が一人。のんびりとコーヒーを飲んで、久し振りに、近所の図書館に行って、「南区史」を読む。というのは、先日、携帯電話を落とした児童遊園地(と言っても、ただの公園)に探しに行ったなら、殆ど、人が通らないような場所に、ひびが入って、補強された碑があるのに気がついた。そばに行ってよく見ると、風化した文字に、「乃木希典」の字と共に、人の名前や、「明治三十七年」という字も読める。恐らく、日露戦争で亡くなられた地元の人の顕彰碑に違いない。

100719_143001 ※顕彰碑です。

 

 しかし、残念ながら、碑の裏の文字が風化していて、全く読めない。加えて、正面の上部分もすぐ脇にある木の葉が邪魔をして判読不明である。何とか、調べたいと思って図書館に行った次第。しかし、残念ながらその顕彰碑に関する資料がなく、時間もないので、自宅に戻った。

 

 ようやく、携帯が新しくなった。紛失届けを出しておいたが、戻らないので、ドコモに連絡して、保険で新しいものを貰った。電話番号は、以前の通りです。ご迷惑をおかけいたしました。

 夜は、酔狂亭で、月下独酌。


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中華街も随分と変わった。

2010-08-01 11:32:04 | インポート

七月三十日(金)雨。

 いやはや久し振りの雨である。我が陋屋は安普請のせいか、雨の音で目が覚める。少しは涼しくなって良い。朝食後は、自宅で仕事。「実話ドキュメント」の連載原稿を脱稿。とりあえず今月のノルマを全てこなした。

 

 午後から事務所。鈴木邦男さんが、「月刊タイムス」という雑誌に連載している「三島由紀夫と野村秋介」が単行本になるとのことで、出版社の方が、野村先生の写真を借りに、事務所に来る。午後一時、担当者の方二名が来訪。野村先生の写真の打合せを行い。一時間ほどで終了。

 

 先日購入した「池波正太郎の美食を歩く」(詳伝社)を読んでいたら、中華街の何度か行ったことのある店が出ていた。地元の遊び人の間では、今では殆ど評価のされていない店に、少々拍子抜けがした。こういった本を読むたびに、違和感を覚えるのは、地元の人と、他県の人との「味」と贔屓の「店」のギャップだ。

 

 確かに、池波先生が横浜にいらしたときには、餃子やラウメンは、中華街が美味かったかもしれない。それは、その品物の味そのものよりも、横浜の中華街という場所と雰囲気が、料理の味を増していたのだろうと思う。

 

 今では、餃子やラーメンなどは、中華街などよりもどこの街にでも、美味い、自慢の店がいくらでもある。大体、地代の高い中華街で、ラーメンだけ食べたり、餃子のみを食べて帰っては失礼と言うものだ。池波先生の通った時代の、おおらかな中華街の店など、残念ながら皆無に等しい。シュウマイも、崎陽軒のシュウマイの味の基礎となったと言われている?「清風楼」のものは、保存料を一切使用していないので、地方発送はお断りなので、地元の人しか知らないかもしれない。普段、スーパーなどで売っているシュウマイと比べると、一個の値段が三倍近くする。

 

 多少、格好のつく個数のものを土産に持たせるとなると、五千円から七千円程度のものでないと、貧乏臭いので、中々、お使い物には使えない。

 

 私は、餃子関係は、蒸し、水、焼きも、中華街入り口の「北京飯店」の物がショウロンポウとも好きだ。シュウマイは、最近では「安記」がいい。

 

 良く、友人から、「中華街のどのお店が美味しいですか」と聞かれるが、正直言って、不味い店などない。皆、それなりに美味い。しかし、何を食べるかが問題で、メニューが分からなくて、美味いも、不味いもない。たまに、地方の人と中華街で食事をすると、「エビチリ」や「牛ピー」などが出ないと、文句を言われることがある。(連れの女性に多い)そんな物は、わざわざ中華街で食べなくとも、日本中の中華屋で食べられる。私としては、せっかく来たのだから、季節の珍しい物を食べてもらおうとするのに、ガッカリさせられる。

 

 中華街も、段々老舗が店を閉めて寂しい観がある。夜は、友人が来訪して、わが家で一献会。頂き物の、「うなぎの白焼き」で一杯やったが、このうなぎの美味いのなんのって。たまげました。

Img372


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カツオが不漁の意味が分かったぞ。

2010-08-01 10:56:30 | インポート

七月二十九日(木)晴れ。

 昨年から、どうもカツオが不漁で、スーパーなどに行ってもロクな物がなかった。どこの魚屋に行っても小ぶりのものばかりで、夏になっても、脂ののりが悪く、買う気にもなれなかった。

 

 今年も、前半は、不漁で、やっと最近になって、食べごろのカツオが出回っている。これも地球温暖化の結果かと思い、庶民の味方である安いカツオが食べられないのは、寂しかったが、その不漁の原因がやっと分かった。産経新聞の七月十八日に掲載された記事によれば、中国の巻網漁船が、黒潮に乗って日本近海に北上する前にインドネシア沖の太平洋中西部で、「ツナ缶」用に稚魚や小型カツオを根こそぎ乱獲しているそうだ。

 

 そのために一本釣りで捕獲する、鰹節やカツオのたたきに使われる中型魚が激減している。漁業関係者の話では、このままでは「日本近海ではカツオが獲れなくなる」との話である。まったくとんでもない話ではないか。先日、上海に行った折に驚いたのは、上海のお金持ちの間では日本食、それも「刺身」が流行していて、本マグロや甘エビなどが、驚くほど高いにも関わらず、注文していたことだ。

 

 このまま手をこまねいていれば、近い内にカツオはマグロ並みの高級魚になるに違いあるまい。困ったものだ。

 

 今日は、上の子供の、吹奏楽の横浜市の予選があり、家族で出かけた。眠くなりそうになるのを我慢したせいか、見事、県大会に出場することになった。

 

 夜は、酔狂亭にて月下独酌。


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