白雲去来

蜷川正大の日々是口実

嵐山光三郎センセイが羨ましい。

2010-08-04 11:07:28 | インポート

八月三日(火)晴れ。

 

 朝から忙しかった。郵便局、事務所、家電の量販店、銀行と回って大汗かいた。事務所で、探し物をしている間、わずかな時間なので、クーラーをかけずにいたら、汗でベトベトにになってしまった。

 

 原稿が一段落したので、野村先生のビデオ・ライブラリーの整理をしている。群青忌関係のビデオをDVDにダビングしたり、そのジャケットを作ったり、私的には、好きなことをしているので、楽しくて仕方がない。外は、暑いし、自宅でのんびり仕事をしている時が、楽で有り難い。

 

 懐具合がよければ、書店へ行って、好きな本をガァーッと買いたいのだが、そうも行かないのが残念である。そういえば、敬愛する(と言ってもお会いしたことはないが)嵐山光三郎センセイが連載している「週刊朝日」の「コンセント抜いたか」の今週号に、寿司の板前と沖釣りに同行して、船上で釣った魚を握り寿司にする、という話があった。

 

 ケッ羨ましいナァー。私は、以前から、腕の良い板前と一緒にアジアを旅することが夢だった。そう思うようになったのは、随分前に韓国の釜山にチャガルチ市場という、魚が専門の市場に行った時のこと。この市場は見ているだけでも楽しいのだが、好きな魚を選んで、併設の店で食べるのを売り物にしている。

  

 魚の活きは良いのだが、料理するのがアジュマ(韓国のオバサン)なのだ。折角、ひらめを選んでも、包丁さばきがイマイチで、まな板も、あまり清潔とは思えない。従って、妙に刺身が生臭かったり、あまり良い印象はなかった。

 

 また、ひらめのぶつ切りを、チョジャン(酢味噌)か、妙に黄緑色したわさびで食べるのはネェー。まあ、それも一興だとも思って、チャミスル(韓国の焼酎)の酔いにまかせて、エエッイっと食べた・・・。

 

 このときに、日本人の板前が一緒だったら、どれほど刺身が生きてくるのだろうかと、思ったのだ。外国の日本料理屋や海鮮料理屋に入るたびに、その思いが強くなった。今更、板前の修業でもないし、残念至極。

 

 以前、戸塚のダイエーの地下の魚のコーナーで、鰯を腹開きにする板前の包丁裁きに、しばし見とれたことがあった。見ていると簡単そうなので、大き目の鰯を十匹ほど買って、見ていた通りにやってみたが、これが中々上手く行かない。私も、料理が好きで、包丁も下手な方ではないが、やはり専門家とは大分違う。

 

 嵐山先生のウンチクを聞きながら一杯やりたいナァー。でも回転寿司は行きません。センセイが何かの本の中に、世の中で「甘いもの」を幾つが挙げた中に、「警察の右翼の取り締まり」と書いたことは水に流しますから。

 

 夜は、親父のたまり場になっている「たつ屋」で一杯と思ったら、定休日。アラララ。仕方がないので、野菜の天ぷらを沢山作って、うどんで一杯やった。気がついたら寝ていた。


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国が病んで来た。

2010-08-04 10:04:34 | インポート

八月二日(月)晴れ。

  午前中は、自宅で仕事。注文の書籍を発送したり、お中元のお礼の手紙を書いたりで、あっという間に昼過ぎ。事務所に寄って郵便物を確認してから、三時過ぎに歯医者へ。

 

  最近、不思議な事件?が多発している。それは、全国で百歳を超えるお年寄りの所在が不明というのだ。生きていれば百十三歳になる人がミイラ状態で発見されたり、百歳を超える母親の所在が不明である、という報道もあった。

 

  自分の母親が、どこに住んでいるのか、それどころか、実の子供が親の居場所どころか、その生死も分からないという。そんなことが考えられるのか。核家族化が普通となっている最近の若い人たちの話ではない。子供と言っても八十を過ぎた、いわば、古き良き日本の伝統や文化の謦咳を受けて育ってきた人達なのだ。

 

  ラジオで、糸井重里とかいうアホが、「そのほうが自然で良い」と言うようなことを言っていたが、そんな考えを持っているのは、元アカ(チョツト古いか)の特殊な考えだろうが、自分の両親の安否を気にもしないと言う家族と言うのは、一体どんな感覚の持ち主なのか。

 

  また、三歳と一歳の子供を置き去りにして、ホスト狂いしていた、バカ母。子供が餓死しても、何とも思わない、こんな犬畜生にも劣る、ケジラミ女がこの世に存在していること事態が、信じられない。餓死した二人の子供のように、刑務所で同じように餓死させたら良い、と思うのは、私だけだろうか。

 

  教育のせいにするのは簡単だが、日本人の自覚の問題だと思う。戦後、我が国の何かが狂ってしまったのだろう。三島由紀夫が指摘したように、「無機質な、単に記号としての日本人」しか存在していないのだろうか。

 

  そんなことはあるまい。国民の多くは、こんな祖国の有り様に首をかしげているに違いあるまい。どうすれば良いか。私はショック療法しかないと思っている。日本と日本精神が崩壊する前に、自衛隊と我々が手を組んで、五・一五方式で決起し、たとえ暴力と非難されようとも、神州の正気が存在することを日本国民はもとより、アジアの反日国家に示す。このことこそが、拉致家族の奪還や領土問題の解決に結びつくのだ。

  秋のエイペックなど、その良い機会ではないか。

 

  現在の民主党政権に、日本の将来を託すことが、本当に正しいのか。選挙が何だ、民主主義が何だバカヤロウめ。

 

  早く、新しいクーラーよ来い。この暑さ、犯罪が多発する気持ちが良く分かる。

 

  夜は、「黒霧島」で、月と影とで三人となり、月下独酌。


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クーラーが壊れた。

2010-08-04 09:32:27 | インポート

八月一日(日)晴れ。

  いやはや、困ったことになった。実は、私が寝室として使っている居間のクーラーが壊れたのである。私が住む前から居間についているクーラーなので、すでに十年は過ぎているのだから、寿命と言えばそれまでだが、何でこんな猛暑の時期に、加えて懐不如意の折に合わせて壊れるか・・・。正に踏んだり蹴ったりとはこのことだ。

 

 この夏、クーラーなしではとてもいられない。仕方がないので、午後一番で、みなとみらいのノジマ電気へ出かけた。当然、修理するよりも、買った方が安いとのアドバイスで、買ったは良いが、工事は今月の半ば、とのこと。あーあマイッタ。

 

 夜は、松本佳展君のご実家にお邪魔しての食事会。川崎駅にて小針政人君と待ち合わせて、ご実家に伺うが、ご母堂や松本君の弟さんのご夫人、小枝ちゃんらの女性陣の手料理、といっても、ビストロ風の手の込んだ料理ばかりが、次々と出てくる。和、洋折衷の素晴らしいものばかり。とても食べきれないので、お願いして帰りにお土産にして頂いた。

 

 ヘタなレストランに行くよりも、豪華で美味しい料理の山に、舌鼓を打ち、お陰様で大破・轟沈。ご尊父や、良い友人、ご家族の皆様と共に過ごし、良い一日だった。謝々。


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