八月十六日(月)猛暑
ニュースでは、朝の七時に三十度を上回ったと言っていた。関西や群馬は去らに暑いということ。大阪や岐阜、前橋の刑務所で獄中笑坐を続けている同志諸兄は、さぞこの暑さに難儀しているに違いあるまい。獄中の同志の健康を願わずにはいられない。
一年ほど前からツタヤ・ディスカスというインターネットでレンタルするDVDの会員になっているが、最近は、向田邦子原作、久世光彦演出のドラマにハマッている。平成九年から十三年の間にテレビで放映されたものだが、普段はテレビドラマなど見ることがないので、放映されている時は、全く知らなかった。キッカケは、中古のDVDを探している時に見つけた、やはり向田、久世のコンビによる「終戦五十年記念ドラマ」を買ったことによる。
戦前の庶民の暮らしをもとに、家族の絆や娘達の生き様がドラマとなっているもので、もう泣けて仕方がなかった。もっとないかと探した結果、ドラマシリーズ゜があるのを知った。今回レンタルしたのは、「小鳥のくる日」「空の羊」の二本。登場人物はほぼ一緒で、母親役が加藤治子、長女役が田中裕子、次女が戸田菜穂、三女が田端智子でこの家族に絡むのが小林薫と、大体いつも同じ顔ぶれだが、たまに長女が清水美沙になったり母親が、岸恵子になったりする。
戦前の日本の家庭はきっとこうだったんだろうと言う、見本的なドラマで、とても感動する。そのうち全シリーズを揃えたいと思っている。
夜は、お世話になっている方たちと、関内駅近くの蕎麦屋の老舗「利休庵」で、蕎麦会席を堪能した。蕎麦屋と侮っていたが、所が料理は最高だった。蕎麦焼酎の蕎麦湯割りで、料理を堪能した。その後、サリーズバーへ転戦。送って頂き、十時過ぎに帰宅。