十二月十二日(月)晴れ。
個人的な嗜好からすると、おでんの三大具は「がんもどき」「玉子」「ちくわぶ」であり、ことに「ちくわぶ」はそれだけのおでんでもよかろうと思うほど好物である。とは、私ではなく、作家の浅田次郎先生である。実は、私と浅田先生は、同じ歳である。共通するところは、歳だけで、後は、私など、似ても似つかないことは、言うまでもない。東京の中野区で育った浅田先生は、聞く所によれば「下戸」とのこと。
酒を飲む人と飲まない人では、食べ物の嗜好が異なるのではないか。私のおでんの三大具と言えば「竹輪」「厚揚げ」「糸こんにゃく」かな。いわゆる練り物が好きなので、おでんを作る時は、どうしても練り物が多くなる。私が知らないだけかもしれないが、私のテリトリーの関内には、気の利いた「おでん屋」がない。伊勢佐木町には、有名な「野毛おでん」があるが、カウンターで鍋を前に好きな物を注文する、という私好みの店ではない。その昔、福富町の清正公通りに「好の屋」というお店があったが、移転してしまった。寒くなると、おでんで一杯やりたくなる。そう言えば、関西には「ちくわぶ」が無いそうだ。所変われば品代わるか。
何年か前に、静岡に行った折に、岐阜の細川先生に案内されて、レトロな風情のある青葉横丁に行った。初めて静岡おでんを食べたが、とても美味しかった。また行ってみたいが、おでんを食べに新幹線で往復するのは、いささか贅沢な話で、それっきりになっている。金沢もおでんが有名らしいが、残念ながら、食したことがない。雪の降る街を歩きながら、おでん屋の暖簾をくぐってみたいものだ。
夜は、名前だけ真面目な、蜷川政経懇を、野毛の「弥平」にて開催。鍋が美味しかった。その後、関内に転戦した後に帰宅。
個人的な嗜好からすると、おでんの三大具は「がんもどき」「玉子」「ちくわぶ」であり、ことに「ちくわぶ」はそれだけのおでんでもよかろうと思うほど好物である。とは、私ではなく、作家の浅田次郎先生である。実は、私と浅田先生は、同じ歳である。共通するところは、歳だけで、後は、私など、似ても似つかないことは、言うまでもない。東京の中野区で育った浅田先生は、聞く所によれば「下戸」とのこと。
酒を飲む人と飲まない人では、食べ物の嗜好が異なるのではないか。私のおでんの三大具と言えば「竹輪」「厚揚げ」「糸こんにゃく」かな。いわゆる練り物が好きなので、おでんを作る時は、どうしても練り物が多くなる。私が知らないだけかもしれないが、私のテリトリーの関内には、気の利いた「おでん屋」がない。伊勢佐木町には、有名な「野毛おでん」があるが、カウンターで鍋を前に好きな物を注文する、という私好みの店ではない。その昔、福富町の清正公通りに「好の屋」というお店があったが、移転してしまった。寒くなると、おでんで一杯やりたくなる。そう言えば、関西には「ちくわぶ」が無いそうだ。所変われば品代わるか。
何年か前に、静岡に行った折に、岐阜の細川先生に案内されて、レトロな風情のある青葉横丁に行った。初めて静岡おでんを食べたが、とても美味しかった。また行ってみたいが、おでんを食べに新幹線で往復するのは、いささか贅沢な話で、それっきりになっている。金沢もおでんが有名らしいが、残念ながら、食したことがない。雪の降る街を歩きながら、おでん屋の暖簾をくぐってみたいものだ。
夜は、名前だけ真面目な、蜷川政経懇を、野毛の「弥平」にて開催。鍋が美味しかった。その後、関内に転戦した後に帰宅。